藤原高光の墓で自然探訪!
藤原高光の墓という案内板に誘われて県道から集落に入り、旧道の行き止まりに車を停めさせてもらう。そこから案内に従い、15分ほど急な山道を登る。杉林を上り詰め少し開けた所に大きな銀杏の木があり、そこに墓があった。以前は神社でもあったのだろう。何の説明書きも無いが、五輪塔、宝篋印塔、廟塔が残っている。墓表には「藤少将高光墓」と記されている。高光は平安時代の藤原北家の人で三十六歌仙の一人だ。また妖怪退治でも有名。平安エリートであったが比叡山で出家し翌年には多武峰に移り住んでいる。鎌足ゆかりの地に帰ろうとしたのか。墓の年代は康保とあり965年頃と思われる。
名前 |
藤原高光墓 如覚禅師廟 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
5.0 |
周辺のオススメ

八井内交差点より南へ、「桜井市飯盛塚区」の方向へ、その先集落の中を通り橋のところに「藤原高光の墓」と矢印が出ているので矢印の方向に山道を進む、途中地滑りした場所や倒木が数か所あるので注意して進むこと、暖かくなるとマムシが出てくるので要注意!(この日はマムシに遭遇しました)、山道を登っていくと「藤原高光の墓」にたどり着く。「倒木」「地滑り」「マムシ」には気を付けて、一人では行かない方がいいです。