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名前 |
万葉歌碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
この集落から防人として九州に送られた青年が詠んだ詩が万葉集にあるそうだ。663年の白村江の戦で負けてから防人が九州に派遣されるようになったから、今から1350年も前の話だ。そんな大昔から国の制度と言うものが山の中の集落まで行き届き管理が進んでいたことに驚く。詩は丈部(はせべの)足麻呂(たりまろ)という人の「橘の美袁利の里に父を置きて道の長道は行きかてのかも」という作品で、立花の里にオヤジを残しては、長い道のりも足が進まない、というような意味らしい。防人の任期は通常3年だったらしい。足麻呂さんは無事に戻ってこられたのだろうか?1350年も前の人里離れた集落に教養のある方がいた当時の日本の文化レベルにも驚嘆する。