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名前 |
高瀬橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
高瀬橋(たかせばし)は、県道37号(白木街道)と神ノ倉山のふもとにある「高瀬」集落をつなぐ、三篠川に架けられた橋である。白木街道からこの橋を渡ったすぐ先に、ハンググライダー・パラグライダーのランディング場(着陸場)があるため、フライトを楽しまれる人々にとって馴染みの深い橋であり、12月のクリスマスシーズンには「空からサンタがやって来る」という子供向けイベントを告知する横断幕が欄干に掲げられている。現在の橋は、昭和39(1964)年竣工。橋長67.1m、幅員4.0mのコンクリート製。平成30年豪雨災害では、井原地区内にある多くの端に被害が生じたが、この橋も大きく損傷を受け、一時通行止めとなった。その後、補修工事を経て、令和3(2021)年3月に復旧している。復旧にあたり、やや高めの欄干が両側に取り付けられたため、この白い欄干が外観上での特徴となっている。地元の郷土史によると、古くは、高瀬集落に行ったり来たりしていた「権やん」と呼ばれていた人が、竹かごに石を詰めて橋台とし、一枚板を渡した橋を作ったことから、当時の人が感謝の意を込めて「権やん橋」と呼んでいたようである。その後、度々の大水・洪水のたびに工事を重ね、土橋に代わり、橋桁も代わっていき、現在のような自動車も通れる橋となったという。(出典)「会誌ふるさといばら」第8号・井原郷土史同好会。