絶壁を越えて辿り着く、美伊神社の神秘。
美伊神社の特徴
美伊神社への道は細く、難所も多い冒険が待っている。
鳥居をくぐり、冬の雨に打たれながら神社へ到着する。
絶壁の崖道には安全のためにロープが設置されている。
美伊神社ミイジンジャ兵庫県美方郡香美町香住区余部字明神谷3169祭神 大山咋命(オホヤマクヒノミコト)時間が無かったので本殿まで行かず危険箇所にはロープが張ってある崖道をたどるらしい。
灯台のところにある鳥居をくぐってから次第に道は細くなり、終いには道だか何だかわからなくなり、ぬかるみに付いた獣の足跡に怯え、巨大な倒木の下をくぐり、落ちたら助かりそうにない絶壁の道を歩き、途中から降り出した冬の雨に打たれながら、ようやく着きました。何度引き返そうかと思ったことやら。
名前 |
美伊神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.9 |
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兵庫県美方郡香美町の神社。主祭神は、大山咋命。名前の「くい」とは、杭のこと。山の地主神。和銅年間(708~715)の創祀。昔は、修験者の庵があったとされ、夜に灯る明かりが漁師に重宝したと云う。式内社の研究では、伊伎佐神社三座を三社とし、伊笹岬、御崎村、浜に鎮座とした。参道は山道。片道、900m。自信がないならばやめた方が良い。手ぶらでも十分に行けるが、慣れないのならば、長靴や登山靴、ハイキングのつもりで出向こう。余部岬灯台のそばに鳥居があり、トイレも整備されている。山を下っていく道がついており、道は何となく分かる。順調に進むと、まずはベンチが出迎えてくれる。そばに、美伊神社まで0.7Kmの標示。だんだん道は狭くなる。崩れている箇所もある。谷を越え、やがて、御神燈が出迎える。御神燈を越えて最初の谷、地籍調査のピンクの札がたくさんついているが、さらに奥へ谷を渡る道と、谷の下にも進む道、二手に分かれるが、海方面、谷底を降りていくと、今度は少し左へ山を上がるような道を見つけられる。尾根まで上がると、社殿が見える。なお、国土地理院の地図では、谷から降りて海へ行く経路があるも、さらに向こうの谷になる。現地は、国道178号線、道の駅あまるべを越えて、余部信号を北へ3.3Km、御崎集落を目指す。集落には、灯台への看板があるので、さらに1.5Km、道を進み、右手に余部岬灯台の駐車場が見える。一緒に、余部鉄橋空の駅、式内社の伊伎佐神社、集落内の平内神社を巡りたい。余部7座、先に挙げた、伊伎佐神社、平内神社に加え、白山神社、八坂神社、八柱神社、妙見宮がある。大山咋神を祀る神社は、滋賀県大津市の日吉大社が日枝神社の総本社、京都府京都市には松尾大社がある。