スポンサードリンク
スポンサードリンク
名前 |
備後時鳥城跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
2.0 |
時鳥城跡は、上下町国留地区と甲奴町本郷地区とを結ぶ市道の大仙トンネルが貫く丘陵鞍部の東側、時鳥山の山頂にあります。城主も含めて詳しい歴史は不明です。標高510m(比高80m)の山城で、郭(くるわ)と堀の跡が残されています。山頂は東西方向に細長く、それに沿って主郭が設けられています。東西方向に続く尾根のうち、西側の尾根は二重、三重の堀切で断ち切られていますが、東側の堀切は一条だけです。また、北斜面に伸びている竪堀は二重になっています。時鳥山の山頂には江戸時代の中期、正徳3年(1713年)に伯耆大山から大山智明大権現を勧進して大仙(大山)神社が創建されました。甲奴郡内旧18か村の牛馬の鎮守社として大いに栄えましたが、その後に国留八幡神社に移されて境内社の一つになっています。城跡や神社跡は雑木に覆われており、見学できるような整備は全く行われていません。