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名前 |
高田の題目石 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
加茂高田地区の端に「南無妙法蓮華経」と彫られた大きな石碑があります。今は下に立派な自動車道ができたので、地域の人以外は通ることも無くなり忘れ去られた石碑ですが、この前の道は江戸時代に「伊賀街道」といって奈良から伊賀まで続いていた主要道路でしたので、この石碑は多くの信仰を集めていました。この石碑には、近傍のお婆さんがこの石碑にお参りをしていたところ、大蛇が現れてそれが妙見菩薩の化身だったという伝承が残っています。大蛇が大変にありがたいということで、この題目石が人気となったそうです。大阪交野市に星田妙見宮という神社がありますけど、その妙見宮の下の谷に大蛇がいるとか妙見宮神宮寺の廃小松寺に大蛇がいるとかの昔話もありますし、妙見信仰には大蛇がつきもののようですね。今と違って大蛇はありがたいものだったようです。