浦島太郎伝説の本家、丹後の神社。
浦嶋神社(宇良神社)の特徴
浦嶋神社は825年創建の歴史ある神社です。
日本で最も古い浦島太郎伝説が伝わる場所です。
本殿は1884年再建で、彫刻が非常に美しいです。
浦嶋神社(うらしまじんじゃ)。京都府与謝郡伊根町本庄浜。式内社(小)宇良神社の論社、旧社格は郷社。浦嶋伝説が伝わる。宇良神社(うらじんじゃ)とも呼ばれる。主祭神:浦嶋子(浦島太郎)相殿神:月読命(つくよみのみこと)、祓戸大神(はらえどのおおかみ)。資料によると、社伝によると、淳和天皇の天長二年の創建。浦嶋子を筒川大明神として祀ったのが創始。浦嶋子は、丹後国与謝郡筒川の庄の浦嶋太郎の子で、その太祖が月読命の子孫。当地の領主であったという。よって、一般には浦嶋神社と称されている神社で、式内社・宇良神社に比定されている古社。浦嶋子の伝説は、いわゆる浦嶋伝説。雄略天皇二十二年秋七月、浦嶋子は仙亀にひかれて海神の都にたどりつき、そこで347年間、乙姫と共に暮らしたが、淳和天皇の天長二年、再びこの地に帰って来た。その後、乙姫からもらった玉手箱を開けたところ、紫の雲煙があらわれ、それまでの紅顔の美少年が、たちまち痩せ衰えた老翁となり、亡くなったという。当社の神宝には、浦嶋伝説に関するものが多く、乙姫の小袖や玉手箱などが残っているらしい。『京都府与謝郡誌』によれば、当社は旧浦嶋五社明神とも呼ばれ、浦嶋子・乙姫夫妻と、父の浦嶋太郎、伯父の谷次郎、曽父の今田三郎の五柱を祀り、その本地仏である如来・菩薩・天部の五体の仏像があったらしい。弘安三年八月遷宮。永正三年から明治十八年までの間に十一回の造営があった。とあります。
浦島太郎の物語を読んで大きくなりましたからそらでも話せますけど、実際に実在され祭神が浦嶋子ということでしたので、お参りさせていただきました。また、たまたま特別公開でしたので、浦嶋物語を聞かせていただきました。お参りの間、身体がザワザワして、お参りするのが必然だったのかと思えてきました。
浦島太郎」伝説は各地にもありますが・・日本海の丹後地方にも海岸線沿いにも伝承や生家場所などが残っているようです。こちらの神社も伝承せれているようですし車で3分程で浦島さんの家と伝えられる人物の屋敷跡が残っているようです。
何の前情報もなく、ふと導かれるように行ってきました。京丹後で浦島太郎の話をうっすらと聞いていたあとだったので、もしかして?と思いながら行きましたが、浦島太郎らしき像と乙姫様らしき像があるじゃありませんか!ワクワクしながら人気のない神社にお参りさせてもらうと、神社の中に亀の甲羅が飾ってあり、あれはもしや虐められていた亀の甲羅なのでは!?と一瞬思いましたが、きっと違うんでしょうね。長い年月地域の方に守られてきた神社なんだろうなぁと思いながら天井が縦と横に木が組んであっていい味が出ていました。また行きたい場所の一つになりました。
宇良神社、京都府与謝郡伊根町本庄浜。主祭神=浦嶋子。月讀命、祓戸大神。別名=浦嶋神社。谷間の広い土地、筒川のそば、社叢と出合う。丹後の浦島太郎伝説が残る地。構えの良い鳥居、大きな拝殿、奥へ本殿が見える。本殿脇の井戸屋根。庭園に囲まれ、風情のある風景。荘厳な雰囲気を感じる。宝物殿があり、宝物として玉手箱がある。浦島太郎のおとぎ話については、丹後国風土記の逸文が最古の記述となる。丹後半島には、かぐや姫や天の羽衣伝説など、他にもおとぎ話が伝わる。かつて、タニハ王朝があった地で、天日槍の王朝は、物部氏と融合しつつ、丹波道主命の時代まで続いた。玉手箱に入っていた、浦島太郎の魂を乗せた雲は、丹後から大和へ帰ったとし、タニハ王朝始まりの地を伝える。始まりの地は、現在、穴師坐兵主神社がある。摂社に相撲神社があり、当麻蹴速と野見宿禰が対戦、相撲でなく、本当に戦争をして撤退を余儀なくされ、北上し近江へ移る。大和へ帰るとは、纏向珠城宮や纏向日代宮を指す。かぐや姫と浦島太郎の血脈―ヤマトタケル尊と応神天皇の世紀―(佐藤洋太著)、283頁に詳しい。おとぎ話では、3年過ごして帰ると300年が経ったとし、雄略天皇22年に出発、3年後、清寧天皇2年に戻ったが、300年で考えると、成務天皇51年に当たる。雄略天皇紀に旅立ちの日を記録した意味は、タニハ王朝滅亡の日を記録したものと解説されている。境内社=厳島社、稲荷社、祖霊舎。
訪問前は、名前からして龍宮的な派手な神社さんを想像していましたが、ごく普通の神社さんでした。手前の公園には、乙姫様と浦島の像があります。
宮司さんの奥さんと風土記などの濃いお話しが出来て良かったです🙏🏻また参拝させていただきます🙏🏻
伊根の舟屋から、丹後半島の経ヶ岬へ行く途中、道を少し入って在る。看板有り😁神殿に入って左の壁上部に、亀の甲羅が有り𓆉近くに行ったなら、足を延ばして見ておいても良い。
経ヶ岬灯台のツーリング途中に立ち寄りました。浦島太郎。由来の神社のようで、伊根舟屋と経ヶ岬灯台の中間位に位置します。浦島太郎と乙姫様のモニュメントなどもあり、それなりに雰囲気が感じられました。事前予約すれば、伝説にまつわる絵巻物と宮司のお話しも伺えるようです。また期間限定で宝物の公開などもあるようで、大変興味深い神社でもあります。
名前 |
浦嶋神社(宇良神社) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0772-33-0721 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.9 |
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自然災害等で、老朽化をしてきているので 寄付を募っているみたいなので もし 神社に訪れる方は 少しでも 今後の浦島太郎伝説の神社のために 少しでも良いので 寄付をしてあげて欲しいですm(_ _)m