天下春命を祀る古気良の神社。
河牟奈備神社の特徴
関西では珍しい天下春命をお祀りしている神社です。
洪水の歴史を持つ神社で、地域の信仰を集めています。
知々夫国造の先祖を祀る、古気良な由緒ある式内社です。
地元の崇敬神社だと思います。とても古くからの崇敬で構造からも背後の山が御本尊であると見えました。後朱雀天皇の歌に神奈備山との表記があり、将にその通りでした。鳥居をくぐると参道は静謐で凛とした雰囲気となり、湿度や気温が変化し何気に生えている杉の大木や正面の御本尊からの氣で満ちています。朱色の鳥居を抜け拝殿に覆われた本殿前の鳥居をくぐると、山から弱い風が吹き身を浄められている様でした。特段強いパワーは感じなかったですが参道の雰囲気や本殿前の微風は心地良くお招き頂けた事に感謝しました。この付近、丹波國の本殿や拝殿に施されている丸彫は芸術作品クラスが多いです。見ておいたほうが良いと思います。府道が改修されたことで、参拝しやすくなっていると思います。一応駐車場もあり、バス停もあります。ただ自動車かバイクで訪れるべきですね。
京都府綾部市十倉名畑町の神社。丹後国、何鹿郡。式内社。主祭神は、天下春命。邇芸速日命、32人の防衛。思兼神の子。丹波国造の祖神、神魂命(神皇産霊尊)とする説あり。物部氏関連社。八ヵ村の氏神で、大宮一宮大明神と云った。元亀・天正の兵火で宝物・古記録を焼失。最初の印象は、綾部市からも遠く、山を越えて、やっと開けた場所が見えてきたと思ったら、神社が目前だった。現在は静かな道路前にある神社といった趣だが、奥へ参道を進むと、広い境内に出会う。現地は、綾部駅から北東へ10Km。国道27号線を東へ、山家交差点を左折、府道1号線を道なりに8.5Km進むと、左手に見える。一緒に、山家城址公園を見ていきたい。式内社つながりで、伊也神社がある。パワースポットでは、西に5Km、景徳山安国寺がある。茅葺きの本堂が珍しい。物部氏関連社では、西に8Km、福太神社がある。
関西では珍しい天下春命をお祀りしています。天下春命は饒速日命が天降りの際、随従された32柱の1柱です🙇
昔、洪水が起き、神社周辺は水浸しとなった。特に上林川の屈曲点、現在は広大な農地になっているあたりは大きな湖のようになったそうです。そして、神社のあたりに大蛇が流れ着き、それを神社にお奉りしたところ水が引いて水害は治まった。そんな口伝がある。そんなブログを見つけました。大蛇を奉ったから鳥居の七五三縄が蛇に。ココの神社の御祭神は天下春命(アマノシタハルノミコト)で、天石屋戸にこもった天照大御神を外に連れ出す知恵を考えた思金神(オモイカネ)の息子で、開墾の神とされいます。御祭神も変わっていますし、神社の作りも少し変わっていて、河牟奈備と言う名前といい、興味のそそられる神社です。外からとても昭和なトイレが見えるのも(笑)
河牟奈備神社かむなびじんじゃ京都府綾部市十倉名畑町古気良10-1祭神天下春命(あめのうわはるのみこと)思兼神の御子神で饒速日命が天磐船に乗って天降った際、随従した神つまり物部系の神です知々夫国造(ちちぶのくにのみやつこ)の先祖。
可牟奈備(かむなび)神社名前の雰囲気でわかるように式内社。社格は旧郷社元亀天正年間に兵火にかかり宝物記事等が消失境内にある阿上社に永久二年(1114年)の石碑があり、綾部市最古の金石文だそう鳥居は古めの木製とH21.1製、H26.10製石製の三つ。狛犬は昭和3年11月製。非常に可愛らしい。社務所?にある陶製便器がいい感じに古いです。
に饒速日尊について出雲からきた天下春(あまのしたはる)命を祀る。@古代日本正史 原田常治著。
名前 |
河牟奈備神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
4.3 |
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河牟奈備神社(かむなびじんじゃ)は京都府綾部市十倉名畑町 古気良の蓮ヶ峯の南の山麓で府道1号線沿いに鎮座する神社です。ご祭神天下春命(あめのしたはるのみこと)旧社格 郷社延喜式神名帳にある、何鹿郡12座の式内社(小社)広い境内は、地元住民の方々から大切にされているようで、綺麗に整理されており、社号標石、鳥居、手水舎、社務所、灯篭、狛犬、案内板、覆屋、本殿、境内社などがあります。参道入口には「郷社 式内 河牟奈備神社」と刻まれ社号標石が建てられています。一の鳥居は両部鳥居で「河牟奈備神社」と記された木製の扁額がかかっています。三の鳥居は神明鳥居で「河牟奈備神社」と記された石の扁額がかかっています。境内社は、社殿右手に二つあり、左が阿上社、右が吉田社のようです。また、社殿左手に一つあり、詳細は不明。阿上社の祠の下には、綾部市最古の金文石で、平安期(永久二年)の銘のある石碑があり、綾部市の文化財となっているようです。内容は下記のようです。阿上社(梵字)妙法蓮華経安置所永久二年八月十四日僧院暹記之案内板式内社 河牟奈備神社祭神天下春神この地を今も大宮というのはかつて崇敬あつい近郷近在の大社であった故であろう。境内に数基の古墳がある。元亀天正の頃兵火にかかり宝物記事等を焼失した。後朱雀天皇の長元九年(一〇三六)大嘗会主基方 神遊なる歌に丹波国の神奈備山を常盤なる神奈備山の榊葉さしてぞ祈る万代のため(千載集)と詠まれているが神奈備山はこの大宮の後背の山といわれている。尚、境内の阿上社に永久二年(一一一四)銘の御神体の石碑がある。 現在、綾部市最古の金石文である。綾部市観光協会綾部市の文化財を守る会昭和五十年九月十一日 阿上社 石碑綾部市指定文化財平成三十一年二月一日 本殿京都府暫定登録文化財(2023/2/23撮影)