津軽と南部の歴史探訪。
藩境塚の特徴
津軽藩と南部藩の藩堺を示す歴史的な場所です。
陸奥湾を見渡せる絶景ポイントも備えています。
国道4号の起点から700㎞の標識が近くにあります。
青森県の津軽藩と南部藩は有名な話ですが、その境がどこなのかはっきりわからない人は多いはず。それが、この藩境塚です。平内町と野辺地町の町境の国道4号線沿いにありますが、よく見ないと見落としてしまうことがあると思います。国道沿いの駐車場に車を停めて、海岸方向に歩いていけば、柱が2柱建っていてすぐわかります。近くには、説明書きもあり、歴史に触れることが出来ますよ。
Wikipediaからの転載馬門(南部側、野辺地町)と狩場沢(津軽側、平内町)は、いずれも奥州街道沿いで隣接する集落で、距離にしておよそ1kmほどのへだたりでしかない。しかしこの間に藩境があり、目印に藩境塚が設けられている。藩境塚は、旧藩境と方言の境界が一致している日本唯一の例であり、こんにちでもこの二つの集落は市町村が異なるので、小学生は必ず別の小学校に通うことになるため、方言の境界が守られるのである。
この場所で南部と津軽が分けられているところ。つまり、南部藩と津軽藩の境界線です。
初めて来た時は、いつも通る国道沿いにこんなちょっとした良い場所があったのかとちょっとした発見をした気持ちでした。あるのは海とベンチと、盛り土の様な塚と桜の木ぐらいですが、歴史が違えばここが県境になってたかもしれないな、などと思いを巡らすとなかなかオツかもしれません。
車で休憩するには問題はないですが、公衆トイレがありません。
トイレが併設された駐車場から、陸奥湾が綺麗に見渡せます。
よく整備されていると思う。ただ野辺地町側の下りるアプローチは草刈りをしてあればもっとよかった。
津軽藩と南部藩の境界を示す藩境塚。藩の境にこういうものがあったんだと初めて知り興味深かったです。しかも思ったよりも大きい。海岸に降りれます。写真の色が少し変ですが、海からの霧と太陽光のせめぎ合いの真っ最中。
道路脇にある駐車場から横浜町にある風車や陸奥湾を見ることが出来ます。また、海沿いの芝生にテントを張って過ごす事も出来ます。
名前 |
藩境塚 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.8 |
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津軽藩と南部藩の藩堺。ほんとに小さな小川があるけど、ここで分かれるらしい。ここを境に方言も変わるとのこと。ここに限らないけど、すぐ隣なのにそれぞれ独自の文化が育まれるのは興味深い。