行川アイランド近く、絶景スポット!
孝女・おせんの身投げ供養塔(おせんころがし地蔵尊)の特徴
行川アイランド駅から徒歩圏内でアクセス良好な寺院です。
千葉県で一番の曰く付きポイント『おせんころがし』を体験できます。
断崖絶壁の真ん中にある平らな部分が唯一無二の景観を作り出します。
今は県道があり、気軽に来れる場所となったようですが、その昔は、この場所に来るのも数々の難所を通りやっとのことでたどり着いた場所のようです。昭和のはじめの頃は、漁村の人々の海藻を乾かす風景がみれたようですが、今はどのようなのでしょうか。_____________________❷【参考 房総一周 初和4年】お仙ころがしは誕生寺の東舟町。県道から眺められます。断崖百尺(30m)、岩の上、砂の上に海藻を乾かす漁村の人々の姿が豆のように小さく見えます。元はそのけわしい道を通ったものですが、県道も鉄道もその背面の丘を越えていくので、かってそこから見た太平洋の爽快な風景は今は得られなくなりました。_____________________❶【参考 房総物語 第1輯 大正15年】お仙 ころがし (大正15年のこの場所の紹介文となる)「今のように新県道ができて危険な旧道は通らないで済むが、旧道は断崖にかかる道路もあり難所も多い。荒波は岩壁に激しくぶつかり、突風は岩壁を走る。風があると近寄れないおそろしさがあった、という」むかし、お仙というものが、その難所からおちたのだという。いいつたえでは、しば刈りにいって落ちたというものもあるが、難所をこしてまではるばるしばを刈に行くこともないだろうから、あこがれて出たというのが本当であろう。
千葉県で一番の曰く付きポイントである『おせんころがし』に行って来ました。近くには既に廃墟化した『滑川アイランド』があるくらいで周りには何もなく、本当に寂しいところ。また海からの風がとても強く、『おせんころがし』に向かう小道の両脇にある山の木々はその風の影響で全て海側の逆へ曲がって生えており、伺った時に感じた風が常時吹いているんだと思います。そんな独特の風景を醸す小道を奥に進んでいくと出てくるのが『おせんころがし』の慰霊碑で周りは雑草が生えており、行政がこまめに手を入れているとは到底思えない状態で、慰霊碑横を登ると手摺すらない崖があり、ふざけて登れば50mの垂直の崖を落ちる危険性が高いので夜間に来るのは本当に危険だと思います。また、現R128が出来るまでの街道である『房総東往還』へのアプローチは可能だと思われますが、2mくらいの雑草がみっちりと生えていてその雑草を刈りながら足元を確認しつつ進まないと危険だと思われるのでオススメは致しません。
断崖絶壁の真ん中に平らな部分が残っていて不思議な風景。かつては川底だったのが、波の浸食で海側が消失してそのまま道路になっているそうです。この先は現在も車で走れる道路になっています。海沿いの気持ちよい道ですが狭いので対向車に注意。
行川アイランド駅から徒歩圏内。駅を出たら右に見えるトンネルの左手前にある空き地(車はここに停められます)を奥に入っていくと二股に。右にいくとラブホ、左の草ぼうぼうの道を登って行くと到着です。父の身代わりに亡くなったお仙の供養塔と説明の看板があります。
舗装された道ですが、両側から草が覆われている所もあります。訪れる人も少ないのでしょう。
絶景でした。
名前 |
孝女・おせんの身投げ供養塔(おせんころがし地蔵尊) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0470-76-0800 |
住所 |
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HP |
https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/b-shigen/08minwa/katuura02.html |
評価 |
3.9 |
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行川アイランドから小湊方面に向かうとトンネル手前右側に「ホテル行川」の看板が。そこを海へ降りてゆくと目的地周辺です。