元文3(1738)年造立の高さ約50糎程の小ぢんま...
名前 |
高石庚申塔(中村) |
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ジャンル |
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住所 |
〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石1丁目22−24 |
評価 |
3.5 |
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元文3(1738)年造立の高さ約50糎程の小ぢんまりとした石塔である。造立当時、ここは橘樹郡高石村(たちばなぐん たかいしむら)字中村。《明治22(1889)年の町村制施行により橘樹郡生田村(いくたむら)となる》ここから旧津久井道の布子坂を100m程よみうりランド方へ行くと中村と森下の境あたりに地神塔が建っている。ここから津久井道(県道3号線)を150mほど新百合ヶ丘方面に行くと分水嶺で、そこから先は都筑郡万福寺村(つづきぐん まんぷくじむら)となる。《万福寺村は明治22(1889)年の町村制施行により都筑郡柿生村(かきおむら)となる》万福寺側は現在の新百合ヶ丘界隈で鶴見川水系になり、高石側は現在の百合ヶ丘界隈で多摩川水系である。石塔の前を用水路然とした小川が流れている。ここから暫くは暗渠となって津久井道を読売ランド前駅方面に進み、ENEOSのGSがある高石歩道橋附近の二枚橋あたりで開渠となって五反田川に合流し、小田急線読売ランド前駅のすぐ傍を流れて、最終的には多摩川に合流する。