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名前 |
磯の清水 解説板 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
磯の清水にまつわるお話です。一書曰く「御殿山の麓、清水横町というにあり。往古(そのかみ)は、この辺りまでも、磯辺なりしとなり。この井、清泉にして、旱魃(かんばつ)にも涸れることなしといえり(ある人云く、昔、砂利を掘り出したる跡なりとぞ)。」とあります。しかし、今はその地に解説板しかありません。もし、解説板の確認に訪れるのであれば、京急線の北品川駅を下車して、直ぐの国道15号沿い踏切のところになります。 私がその周辺地域を探索して、偶然にも見つけた井戸を紹介しておきます。解説板がある直ぐの踏切を渡れば突き当たりが旧東海道ですから、右折して300mほど行くと右手に法禅寺(北品川二丁目2ー26)があります。その辺は、凄く狭い屈曲路地が入り組んでいて上手に説明できませんので、「この近くの路地に井戸がありませんか」と地元の方に聞けば教えて貰えると思います。その井戸は今だに使えているんです。地元の古老が言うには、高輪や御殿山の方の台地から地下を流れる水脈があるので、昔から海に近くても真水が涸れないそうです。江戸時代からの謂れが証明できたような感激を得た次第です。記念にその井戸を汲んでみましが、確かに真水でした。