昭和4年の馬頭観世音、静かな佇まい。
白糸台の駅の敷地の緑地の片隅にあります。馬頭観世音とは、かつて農作業に使われた馬の供養や保護のために設けられる碑です。ひなびた農地が広がる白糸台ですが、この馬頭観音を見ると田畑で鋤を引く馬の姿や、近くを通る品川街道で荷車を引いていた小さな日本馬の姿をかろうじて想像することが出来ます。また、もし白糸台から京王線に乗り換えて府中競馬場に行かれる方はこの石碑にお祈りをされるといいかもしれません。ウマ娘ファンの皆さんはこの駅を使う時は、少しでも馬頭観音の事をお考えいただけますと幸いです。この駅を使う時は、なるべく今日の発展やご先祖様を助けてくれた馬への感謝と敬意を持ちながら、使いたいものです。
名前 |
馬頭觀世音 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
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甲州道中と品川道の間、西武多摩川線白糸台駅前にある昭和4(1929)年に建之された馬頭観世音石碑。