山田川の静寂、兜卒山伝法院。
廣園寺の特徴
京王線山田駅から徒歩10分、便利な立地で訪れやすいお寺です。
本尊の地蔵顔王菩薩が祀られ、静かな空間で心を落ち着けられます。
毎月第一日曜日には市民座禅会が開催され、参加しやすいイベントがあります。
月一回、第一日曜日に市民座禅会がある素敵な禅寺。座禅は午前中、朝7時から行われます。何度かリピートしましたが、集中できるのでオススメいたします。お庭もとても落ち着いた雰囲気で素敵です。樹齢300年以上の樹木にも癒されます。座禅会がない日も、ふと訪れたいと思えるお寺です。
最寄り駅 京王線 山田駅徒歩10分程 拝観料は無料本尊 本堂:地蔵顔王菩薩仏殿:弥勒菩薩臨済宗南禅寺派の寺院である。山号は兜卒山(とそつざん)新編武蔵風土記稿によれば、康応元年(1389年)8月、大江広元の後裔である片倉城主大江師親が峻翁令山を招聘して創建したとされる。ただし、この伝えには確証はなく、開基については他にも諸説ある。一説には、大江師親の子道広の開基と言われ、また、「江氏系譜」によれば、大江氏惣領家(時広流)嫡流長井氏5代長井貞秀の次男長井広秀が康応元年(1389年)に開基したという。寺域は十数万坪あったとされ、塔頭10か寺を有したが、天正18年(1590年)の豊臣秀吉の小田原征伐に際して八王子城落城と共に焼失した。その翌年、徳川家康から15石の朱印状を得て再興した。との事です禅寺らしく総門、山門、仏殿など一直線に配列されており山門も立派な建物です。特に訪れる人を拒みはしませんが積極的に招きもしない状態で観光の為のパネルとかは特には無くひっそりと佇んでいます。余り人が来ないので苔がかなり有り苔を傷付けないようにするのに注意が必要で歩く所は限られまが、佇まいや雰囲気はかなり凄い物があります。
臨済宗南禅寺派の寺院で、縁起では康応元(1389)年の創建とされる。開基は、鎌倉幕府の政所初代別当の大江広元の後裔である大江師親と伝わり、山門や仏殿の屋根には大江家の家紋「一文字に三つ星」が記されている。この家紋を見て、戦国大名、長州藩主の毛利氏を思い出す人もいるだろうが、これは毛利氏がもともと大江氏の出であることによる。当寺は豊臣秀吉の小田原征伐に際して兵火に遭い、境内建物が焼失したものの、すぐ後の慶長年間に豊臣家重臣・浅野幸長の寄付により再興。寛政4年(1792)には放火により再び境内建物が焼失してしまうが、文化~天保年間(1804~44)に建て直された。ちょうどその頃に編纂された武蔵国の地誌『新編武蔵風土記稿』には、境内1万坪、寺領53万坪、塔頭40余か寺と末寺100か寺を擁していたと伝えられているように、当地を代表する寺院であった。文化~天保年間に建て直されたという総門・山門・仏殿・鐘楼(附・銅鐘)はいずれも東京都指定有形文化財になっている。また、境内は丘陵を背にして南に面し、仏殿・山門・総門が北から南へ一直線上に並び、仏殿東前に鐘楼があり、石垣で一段高くなった本堂・庫裏・開山堂が東西に接続している。これは禅宗寺院様式の伝統的な伽藍配置であり、現代では貴重な景観といえる。
兜卒山伝法院広園禅寺(とそつざんでんぽういんこうおんぜんじ)。臨済宗南禅寺派の寺院。禅宗建築の様式として、南北直線上に総門、仏殿、方丈、開山堂、鐘楼が配置されている。境内には小さな社を見ることもできるが、参拝できない。
4/5に参拝しました!700年近く前よりありこの辺では珍しい伽藍を残すお寺でした。往古は更に大きなお寺であったと推察されます。
京王線山田駅北口、山田川の月見橋を渡ると、間もなく白壁の長塀に囲まれて鬱蒼と茂る木立が見えてくる。総門を入ると重厚な趣で山門と仏堂が並ぶ。丘陵を背にした広大な境内は静粛の中…。我が身も清められる想いです。仏堂右手の石段の上に本堂と庫裏、開山堂が整然と並び、裏山の傾斜地を生かした庭園と、実に細やかな心づかいの7000㎡近い広大な境内です。しかし、慶応年間(1390年代)に開基したこの名刹は、豊臣秀吉の北条攻めの際に八王子城落城の巻き添えで戦火に会い、その後も幾度か火災にあって1800年代初頭に再建されたという歴史があります。春ともなると、境内は櫻やつつじで華やかな景色となり、四月には開山の令山和尚を偲ぶ『開山さまのお祭り』が、500年以上も前から続き、地域の人たちに親しまれています。ここも東京であることを忘れて、どこか遠くの山里へ来たような気分のひと時でした。
臨済宗南禅寺派の寺院。禅宗ならではの伽藍配置。とても静かで荘厳なお寺。広園寺境域は都指定史跡。総門・山門・仏殿・鐘楼は都指定有形文化財。
名前 |
廣園寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-661-7022 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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菩提寺で良く訪れます。丁寧に掃除が行き届いてさすが京都五山の上南禅寺派と言った厳かな雰囲気。修行は厳しいらしいですが八王子市内に於いてこれ程京都感漂う寺院はありません。また勅使門ではないですが一日中門を開けて悩み苦しんだ人を救う仏教の鏡的な寺院であります。