武蔵野公園の水田跡へ。
小金井水田跡碑の特徴
小金井市水田跡碑は、昭和46年に建立された石碑です。
武蔵野公園内に位置し、水田の歴史を物語る貴重な場所です。
かつてあった水田が減少した歴史を学べる史跡です。
武蔵野公園内にある小金井市水田跡の石碑です。小金井市は第二次世界大戦後に都市化が急激に進展し人口増加に伴い昭和33年(1958年)には多摩地域で10番目に市制を施行しましたが、その都市化によって小金井の水田は減り続け昭和45年(1970年)に小金井市内最後の水田が無くなることになり翌年の昭和46年(1971年)に武蔵野公園内に建てられた小金井水田跡の碑です。碑の裏側には水田に携わった方のお名前が記されております。「小金井」の地名の由来は諸説あり「黄金に値する豊富な水が出る」ことからとも言われているそうで、小金井水田跡の碑はそのことを後世に伝える大切な碑です。
昭和46年建立の石碑、ここに水田が存在したことを示すものです。市報によれば、かつて49町2反あった市内の水田は昭和45年には5町9反まで減少。最後まで残った野川沿いの水田は都立武蔵野自然公園用地として買収され、姿を消します。翌年有志によりこの石碑が建立されました。碑の基礎には祖先への感謝を記した文書と共に、厳選した水稲のもみを甕に入れて永久に埋めたとされています。付近はハケの道沿いで静かに水のせせらぎが聞こえてきます。
名前 |
小金井水田跡碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.7 |
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小金井の水田は減り続け、明治24年に最高49町2反あった水田は、昭和45年にはわずかに5町9反と激減しました。わずかに残った野川沿いの水田は都に都立武蔵野自然公園用地として買収され、昭和45年に消滅しました。ここで暮らし稲作を営んで暮らしてきた人々は翌年に水田跡碑を建立した。