中央に2基の庚申塔が祀られています。
名前 |
小松川神社所在の青面金剛立像庚申塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e_bunkazai/bunkazai/toroku/minzokushiryo108.html |
評価 |
4.0 |
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本殿の奥に石像群が安置されていて、中央に2基の庚申塔が祀られています。向かって右側の青面金剛像は、頂部に青面金剛の種字ウーン、瑞雲付き日月。右上手に法輪、左上手に三叉戟を持ちますが、残りの四臂はよだれかけのために確認できません。二童子と四夜叉を配している点で、かなりレアといえます。邪鬼を踏み、下方に二鶏と三猿(言わざる、見ざる、聞かざる)「延享元甲子」(1744年)「九月□日」右側面に「庚申供養」「稲荷山西光寺」、左側面に「爲御供料銭五貫文永代附置之也」江戸川区が設置した説明板によれば、この庚申塔は西光寺に安置されていたところ、明治7年に廃寺となった後は敷地内の稲荷神社に護られ、昭和12年に小松川神社となり、平成9年にこの地に遷宮された際に移設されたようです。向かって左側にも青面金剛像。よだれかけのために何臂であるかは判然としませんが、右上手に戟か矢か、左上手に宝棒か独鈷杵か。上方に瑞雲付き日月。「庚申供養」「宝永四丁亥年」(1707年)「正月吉日」下方に三猿(言わざる、聞かざる、見ざる)下部は石材から鉄分が溶け出しているためか赤茶けています。