渋沢栄一ゆかりの洋紙発祥地。
洋紙発祥の碑の特徴
日本の洋紙発祥の地であり、歴史的な記念碑です。
渋沢栄一の運命を変えた重要な場所です。
2021年NHK大河ドラマ青天を衝けの近くです。
日本の洋紙発祥の地としての記念碑です。ここに来ると資料関連もあるので、日本の製紙に関する歴史を学ぶことができます。現在この地は日本製紙グループの登記上での本社所在地となっています。
渋沢栄一の運命を大きく変えた27歳でのパリ視察。衝撃を受けた一つが活字で印刷された新聞の情報量と速報性でした。日本も、これを見習わなければと一念発起。帰国後、渋沢は王子に。日本初の本格的な洋紙製造会社「抄紙会社」を設立。
2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」を観て、北区の大河ドラマ館を目指す人も多いかと思いますので、こちらも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?地下鉄王子駅を降りたサンスクエアというゴルフの打ちっぱなし場や、マクドナルドが併設されている敷地の陰にあります。目立つ個所に無いのですが、北区の大河ドラマ館オープンに合わせて説明パネルが整備されていたので、けっこうビックリしました。笑ここを観た後に、大河ドラマ館や紙の博物館も合わせて見学するのがおススメとなります。
パン屋さんの脇にあります。ここは、かつて紙を製造していた抄紙会社の跡地だそうです。よく見ると、台座は羊皮紙にちなんで羊をかたどっており、碑文は巻取紙を表しています。明治時代に抄紙会社が誕生した後、ここ王子地域には、大蔵省紙幣寮抄紙局の他、製紙会社などが次々と現れ、まさに洋紙の地として発展を遂げるようになります。道が細いので通行する際にはやや不便ですが、王子が紙のまちであることを証した貴重な記念碑と言えます。
国内の洋紙の発祥地を記念した石碑。王子製紙の工場正門跡地にある。現在はJR王子駅脇サンスクエア敷地内、リトルマーメイド王子店のすぐ横にある。
ここは渋沢栄一が 日本で最初の製紙工場を作った場所であり、戦前まで王子製紙が操業していた場所。
名前 |
洋紙発祥の碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
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王子製紙と聞いてピンとくる日本の洋紙発祥の地です。以前は石碑だけひっそりとありましたが、2021年のNHK大河ドラマ『晴天を衝け』の題材になってから盛り上がり展示が整備されはじめているようです。1875年(明治8年)に渋沢栄一が文明開化のためには知識が必要でそのためには洋紙が必要と見定め、当時の王子村に王子製紙を設立。その後紙幣や切手を製造する国立印刷局なども集積し、戦前までは一大工業地帯でした。新紙幣の肖像に選出されたり、2021年のNHK大河ドラマ『晴天を衝け』の題材になってから何かと話題の渋沢。晩年も30年ほど近隣の飛鳥山に邸宅を構えていたゆかりの地です。江戸時代まで原っぱが広がる集落でしたが、渋沢が製紙工場を設立して以来、王子は発展したためその功績を偲ぶことが出来ます。飛鳥山には渋沢史料館と紙の博物館があり、より深く知ることも出来ます。