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名前 |
馬頭観音 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
所沢から田無へ至る街道沿い、入間と多摩の村境(今も埼玉と東京の県境)となっていた柳瀬川のほとり路傍に建てられている。石の祠とともに、複数の馬頭観音、庚申塔などが祀られている。また生垣の裏側にも「奉建立石橋二世安楽」と書かれた石柱がある。これは目の前の柳瀬川にかけられた橋の安全を祈る石橋供養塔と思われる。「寛保三癸亥天(1743年) 武劦多摩郡山口領・・・」とある。馬頭観音には「奉建立馬頭観世音」「天下泰平 國土安全」「安永十辛丑年(1781)・・・」「武州多摩郡南秋津村 願主 覺心」とある。庚申塔にはサイドに「武州多摩郡南秋津村」「・・・供養・・・十八人」「宝永四丁亥年(1707)三月𠮷日」とある。また庚申塔の奥には御影石の小さな馬頭観音がある。表面に刻があるようだが判読は難しい。そして神社の祠の裏には宝篋印塔のような石像がある。こちらはかなり風化が進んでいる。