江戸時代の風が感じられる150kmの小金牧!
江戸時代に小金牧の放牧馬の逃亡を防いだり、農民が馬に畑を荒らされるのを防ぐために築かれたもので、総延長は150㎞あったとされています。現在も北総エリアのあちこちに点在して残っているものの、住宅開発とともに数を減らしています。ここ、くぬぎ山の野馬除土手は現在も農園の垣根の役割をしており、100m超にわたり、ほぼ原形をとどめる形で残っており、当時の姿を現在に伝えています。国道464号線の西端には桜の木があり、土手が崩れないように囲いがなされています。ここから新京成電鉄の車両区入口までの約100m、土手が続いていますが、かつてはここから現在の新京成車両基地に沿って東に延び、車両基地東端で現在残存している北中沢の野馬除土手に直角に交わる形で接続していたものと思われます。
名前 |
野馬除土手 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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江戸時代にあった下総牧は、東の佐倉牧と西の小金牧とに大別されています。こちらの野馬除土手は小金牧のなかで最も広かった中野牧の土手です。長さは100m超、高さも3m近くある大土手です。所々にあじさいが咲いていてきれいでした。1年ぶりに訪れました。改めてその大きさを再確認出来ました。