庚申塔と共に歩む、歴史を感じる空間。
庚申塔群と「切られ庚申」の特徴
鳥居をくぐると印象的な庚申塔群が広がります。
庚申塔には独特な大きな傷があり、目を引きます。
谷沿いに年代順に並ぶ庚申塔が歴史を感じさせます。
庚申塔にえぐられた大きな傷があります。もともと鮮魚道(なまみち)の脇に立っていたこの庚申塔は、魚を運搬する鮮魚師(なまし)がある夜中に火の玉に襲われ、恐ろしさのあまり闇雲に刀をふるい誤って切りつけてしまった刀跡とのこと。
鳥居側から拝殿に向かって年代順に並べられています。一番奥の庚申塔が「切られ庚申」で宝永三(1706)年に建てられので、白井市の資料によれば、もともと鮮魚街道沿いにあった物だそうです。背面左側に鋭くえぐられた跡があるというので、見たところ本等にありましたが、刀でこんなに綺麗に傷つけられるのか不思議に思いました。ちなみに入り口側から、はっきり年代が確認できたのは、万延元(1860)年、嘉永元(1848)年、天保十三(1842)年、天保六(1835)年、文政四(1821)年、文化八(1811)年、享和二(1802)年、寛政六(1762)年、明和六(1769)年、宝暦十二(1762)年、宝暦七(1757)年、宝暦二(1752)年、寛延三(1750)年、正徳年代、宝永三(1706)年切られ庚申。
名前 |
庚申塔群と「切られ庚申」 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
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鳥居をくぐって進むと左側にずらりと庚申塔が並んでいます。一番奥が「切られ庚申」です。(白井市指定文化財)元々はいろんな場所にあったものをこちらに移したようです。