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名前 |
和泉式部筆塚碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
和泉泉南線(小栗街道)下松四丁目、少し山側に入った所に石碑が電信柱の横にちょこんと立っています。情熱の歌人和泉式部が創作活動に終止符を打つために、筆を埋めたとか、筆を投げて転んで行った所だとか諸説ありますが、筆を供養した伝説と捉えて間違いないと思います。いくら情熱的だとは言え、数々の優れた和歌を残した女流歌人が、最後に筆を投げるエピソードはいかにも作られた感があって、和泉式部も桧扇の影で苦笑いをされていることでしょう。彼女は一条天皇の中宮彰子(しょうし)に使えた才媛ですが、為尊敬(ためたか)親王との路ならぬ恋により、夫に離縁されます。しかし親王の急死の後も彼の弟、敦道(あつみち)親王と愛し合い、有名な和泉式部日記を残しました。