歴史感じる豪勢な造り。
鳥海山大物忌神社 蕨岡口之宮の特徴
出羽国一宮としての由緒あり、歴史的な背景が感じられる神社です。
豪勢な造りの境内には、映画『るろうに剣心』のロケ地としても知られています。
風の神様やさざれ石が安置され、神聖な空気が漂う特別な場所です。
出羽国一宮。いい雰囲気の神社でした。山頂の本宮には行けないので、所謂里宮の存在はありがたいです。雪に埋もれていますが、さざれ石があります。
閑散とした寒村にありながらかつての勢力を偲ばせる豪勢な造り、観光地化されてこそいないものの、手入れも行き届いた非常に神聖な空気漂う場所。現在では吹浦口の社務所がまとめて管理しているのだけれど、いくつかある麓宮の中で幕末まで最も権勢を誇ったのがこちらの蕨岡である。その証拠にこの村をよくよくご覧になればご理解頂けることだろう。羽黒山周辺同様に一本梁の鳥居を構えた社家と宿坊だらけである。現代において吹浦口が正統であるかの如く大きな顔をしているのは、永きに渡る麓宮同士の権力闘争を有利に進める為だけに、明治維新の神仏分離令に対して逸早く神仏習合の伝統を棄てることで明治政府のお墨付きを獲得したからでしかない。国重要無形民俗文化財「杉沢比山」で有名な杉沢村熊野神社はかつて鳥海修験の行者の宿坊として鎌倉時代より栄えており、比山が本来は全て行者によって担われていた舞であることからもその信仰の勢いは伺い知れることだろう。但し補足すると、このような伝統の番楽自体は鳥海山周辺にいくつかあり、吹浦側では女鹿や滝ノ浦にもあったようだ。然し後継者不足で伝統が途絶え、番楽の面がアマハゲに使用されているとのこと。これはあくまで個人的な体感でしかないのだけれど、蕨岡と吹浦で本当に同じ大物忌大神をお祀りしているのか、もしくは普段いらっしゃる御眷属が別の神様なのではないか、と思えるほどにあちらとこちらでは空気感が全く別物である。私自身、仕事柄日本中多くの社寺を見てきた方だとは思うけれど、その中でもここの存在感は圧倒的だ。京都の渡来系あをによしカラーが好みか東国の質実剛健な木目が好みかの違いはあるにしても、正直ここはその中でも指折りの質実剛健な荘厳さ、人知れず埋もれていくのを指をくわえて見ているわけにはいかない。
全国一宮巡りで訪れました。事前に調べたら、こちらには人が常駐されてないとの事でした。祈祷や御朱印等は鳥海山大物忌神社 吹浦口ノ宮でお願い出来ます。実際に人は誰も居ませんでしたが境内はとても立派で、またあちこち苔だらけなのが逆に良い感じでした。御朱印は本来参拝してからいただくべきだと思ったのですが、先に吹浦口ノ宮へ行ってしまったので、今回は先にこちらの分までいただいてからの参拝となりました。吹浦口ノ宮も良かったですが、こちらの人気がない静かな雰囲気もとても神秘的で良かったです。
一の宮 御朱印を頂きに行きましたが、社務所はお休みでした。吹浦口ノ宮にて書置きの御朱印を頂きました。
2022年10月1日に初めて訪れました。創祀は欽明天皇二十五年(1400年以上前)の御代と伝えられています。鳥海山に噴火などの異変が起こると朝廷から奉幣があり鎮祭が行われました。本社は山頂に鎮座し、麓に「口の宮」と呼ばれる里宮が吹浦と蕨岡の二ヶ所に鎮座しています。常駐の神職さんなどは居ないらしく、御朱印などは吹浦口ノ宮でいただけるようでした。先に吹浦口ノ宮に行ってからこちらの蕨岡口の宮へ参拝しに来ました。個人的な印象ですが、吹浦口ノ宮よりも雰囲気が良いというか、凄く落ち着く感じがしました。随神門から入り、神楽殿、本殿と進み、本殿はさすが一宮と思わせる立派な造りで感動しました。長い石階段を登り、拝殿跡、蔵王権現碑がある所も観てきました。階段はかなり辛かったですが、上の方もちゃんと雑木なども切って手入れされていたので、歩きやすかったです。またゆっくり参拝に来たいな思う場所でした。
本社は山頂に鎮座し、麓に「口の宮」と呼ばれる里宮が吹浦と蕨岡の二ヶ所に鎮座しているという。本社へのお詣りは体力的に厳しいので里宮の存在はありがたいです。
全国一宮巡りの一環で参詣。鳥海山頂本殿、吹浦口宮、そしてここ蕨岡口宮の3社が出羽國一宮です。無人の神社となっており社務は吹浦口宮で行っているようです。御朱印もそちらで授かることができますがかなり遠いです。神仏習合の名残りで随神門(山門)があり、かつては修験道の一大聖地だったようですが、今は往時の賑わいとは程遠く、この地に静かに鎮座されています。
蕨岡ノ口も良い。3度目の参拝はイチョウがキレイでした。
常駐する神職さんはいらっしゃいませんが、雄大で立派な拝殿です。しんとした境内に厳かな気持ちになれます。御朱印は吹浦口で頂けます。
名前 |
鳥海山大物忌神社 蕨岡口之宮 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
0234-72-2552 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.3 |
周辺のオススメ

玉簾の滝からこちらへお賽銭を入れお参り後『君が代』の歌詞に出てくるさざれ石が安置されておりさざれ石の脇に風の神様が祭られており、今と変わらず歴史上の悲運に遇われた方を悼み祭られたようでしたいつの時代も真面目で正義感のある行いは立派ですこれからは風の時代です自分から爽やかな風を起こしながら楽しみ、皆さんにも心地よい風となりたいものです参拝後、鳥井を出ると親指ほどある蜂や小鳥さんたちがお出迎え🙏夫婦でも参拝でき良かったです✨