戌山城で雲海を堪能!
戌山城跡の特徴
戌山城は標高325m、絶好の雲海鑑賞地です。
深い歴史を感じる戌山城の遺構が多彩に残っています。
迫力のある急坂を登ると本丸に到達できます。
戌山城は標高325m、麓からの比高約160mである。大野城の撮影スポットとしても知られるが、展望台から大野城を撮影して帰るだけではもったいない城である。戌山城は典型的な連郭式の山城で主郭を中心に北西、北東、南の三方向の尾根に曲輪を配している。特徴的なのは尾根沿いに敵に侵攻されることを防ぐためしつこいくらいに堀切を切りまくっていることである。また、その堀切の高低差が相当あるため堀切好きには特におすすめである。また緩斜面には畝状竪堀群を配している。その他郭、土橋、土塁、切岸などの遺構が残っている。遺構を効率良く見るには麓のみくら清水脇の登山口から登るのが便利である。そこ登ると北西の尾根先に出る。あとは尾根沿いに進むと主郭に到達できる。ただし、尾根を何本も堀切で切っているため、城域に入ってからもアップダウンが相当ある。主郭から南に進むと南郭群があり、その先端付近が大野城の撮影スポットである。戌山城の城域は広いが痩せ尾根沿いの郭の面積は狭い。堀切が何本もあり10m、20m級のものもある。堀切には階段とロープが備えつけられているのでなんとか登り降りできるが、アップダウンはきつい。主郭周りは特に堀切が多く、また畝状竪堀群も配されている。登山口から一回りしてちょうど1時間だった。戌山城は室町時代に越前守護斯波氏の一族によって築かれた。大野地域の拠点であったという。斯波氏は内紛もあって衰退し朝倉氏の支配下に入る。その朝倉氏も織田氏に滅ぼされ、大野は金森長近の領土となる。金森長近は戌山城を廃し、すぐ近くに大野城を築城する。
堀切♪に竪堀♪に畝状竪堀群♬他タップリ 山城遺構が残ってる🙌
天空の城撮影スポットの山、として有名ですが、越前大野城の前身はこの山、戌山城でした。畝状空堀群、大堀切など見どころがたくさんあります。
アプローチは急坂ですが30分で本丸に着けます。
名前 |
戌山城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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