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■衣掛の松神戸須磨区にある堂。松の切株が祠に祀られている。建立期は不知。説明標札はない。●石垣から階段で1m程上がって平地がある。平地北側に小さな御堂(祠)が3棟。左手の祠が衣掛の松。他に集会所に歌碑や石碑が在る。3棟中央が「松風村雨堂」、平安時代の須磨に暮らしていたという伝承上の姉妹。姉が松風、妹が村雨。位置は南北に通る須磨の離宮道と東西を奔る山陽電鉄本線の交差する踏切の北東すぐ近くにある。歩道脇から高さがあって、車道からでも石垣塀越しに祠や標柱を兼ねた歌碑が見える。松の切株はかなり時代がある。赤御影石の二代目松標柱と御影石の三代目標柱も脇にある。側に立つ育成中の松の木が三代目と思われる。此の祠の内側上部に地元民かと思われる歌冊の木札が沢山飾れていある。行平を偲び親しむ地なのだろう。祠左脇には小さい切株見える。枯れた「磯馴松」と思われるがどうだろうか。此処が在原行平(ありはらのゆきひら)縁の史跡、「名蹟 松風村雨堂」で著名な地になる。部分的に玉垣の修繕跡もあり、献花も新しい。手入れが行き届き地元に親しまれている。◆平成19年(2007)に松が須磨区の木に選ばれた。「須磨区と深い関わりがあり、区民のみなさんに親しまれ身近に感じてもらえる、イメージがよい」とされたと云う。「影向の松」…菅原道真、[綱敷天満宮]「義経公腰掛けの松」…源義経、[須磨寺]「義経腰掛の松」…源義経、[多井畑]「菅公御手植の松」…菅原道真、[菅の井公園]など、松ゆかりの史跡は須磨区内に多い。