猫影ひそむ高崎の神社。
頼政神社の特徴
高崎公園南側に位置する頼政神社は、落ち着ける雰囲気の境内です。
源頼政公を祀る神社で、国道沿いながら静けさが感じられます。
猫が二匹いる境内は、訪れる人々に安らぎを与えています。
多くの山車が出る高崎祭発祥の神社ということで宿泊先から朝の散歩に出かけたが、意外な寂れ様で人影なく猫影のみ…藩主創設の神社なら旧社格で縣社クラスが普通と思っていたが、祭神の源頼政は絵馬界ではヒーローでも歴史上は敗者であり、城主・藩主も頻繁に代わったためか、近隣に由緒正しい神社が多いためか、或いは商家が強かったせいか、由緒書や移転碑を見ると「頽廃」「境内縮小」「移転余儀なく」など理不尽な扱いを受けてきたようだ。それでも節目節目には多くの寄附を集めて復元・再整備を進めており、移転50年の来年には何らかの事業を期待したい。
ここには以前、社務所だったか事務所だったかの取壊しに来た記憶があります。頼政神社の創建は元禄11年(1698年)、当時の高崎藩主松平輝貞が祖先である源頼政(源三位入道)の分霊を勸請いたのが始まりとされる。社宝の稲妻の鎧、白銀造太刀、丁丑筆話は、高崎市指定重要文化財に指定。境内には、堤辰二先生の頌徳碑、移築記念碑、内村鑑三記念碑等あります。「上州人は無智無才であり、意志が強く言葉を飾らないため、人に欺かれやすい、ただ正直を持って万人に接し、まごころを尽くして神による勝利を待つ、」は上州人を貶していないと思います。「自分は日本の為に、日本は世界の為に、世界はキリスト教の為に、凡ては神の為に」は名文だと思います。これはアマースト時代、自分の墓碑銘として、愛用の聖書に書きとめたものらしい。人は常駐して居なく淋しい気持ちですがフンイキのある神社だと思います。
樹木が覆い被さった境内。変わったポーズをしている狛犬。天高く聳え立つイチョウやけやきの巨木、内村鑑三の碑など石碑が幾つも…。イチョウとケヤキが背比べしているが、今のところドロー。ところで内村鑑三の漢詩だけど、そばのプレートの説明によれば、内村鑑三自身のことを言っているんだつて…。前から何となく気にしていたんだわ、まさかオレのことじゃあないだろうなと…。古色蒼然とした境内から超モダンな市の庁舎を眺める。ウーン、絶景かな絶景かな!
国道沿いにあるお社車の騒音はあるが以外と気にならず落ち着く場所。
源三位頼政公をお祀りされた神社。余談ですが古河城付近にも頼政神社があります。
猫が二匹いた。
高崎公園南側。徒歩5分静かに佇んでいる。内村鑑三の碑があります。西方面に見える観音様がきれいだ。
内村鑑三の碑が有ります。
高崎藩主松平(大河内)家の遠祖にあたる源頼政を祀った神社。下仁田戦争、戊辰戦争、西南戦争における高崎藩戦死者の招魂碑「褒矣招魂碑」、「神徳感孚」頼政神社保存会記念碑、内村鑑三の「上州人」七絶(漢詩)碑があります。・褒矣招魂碑 平山省齋撰 大河内輝聲篆額 大河内輝剛書 廣群寉刻。
名前 |
頼政神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
027-321-1292 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.5 |
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狛犬指数3.5。獅子山風に作られている割には何とも愛嬌のある狛犬がおりました。コレで社を守り切れるのか心配。ネコも境内をウロウロしてると思ったら、まさかの飼い猫?お姉さんが餌付けしている様でした。良いのか?