天空の楽園、アヤメ平へ!
アヤメ平の特徴
草紅葉が美しい時期に訪れると、アヤメ平の絶景を楽しめます。
天空の湿原として知られるアヤメ平で、贅沢なひとときを過ごせます。
ベンチも完備されており、ゆったりと休憩するのに最適なスポットです。
草紅葉が始まる頃に訪れました。尾瀬ヶ原より標高が高い場所で金色っぽく変わりゆく湿原や池塘が広がり、整備された木道でとても気持ちよく歩けました。昭和40年代に踏み荒らされ壊滅的な状況まで荒廃した湿原がよくぞここまで回復したなと思います。保護に力を注いだ方々に感謝しかありません。説明板もあるので、そちらをご覧ください。今回私は見晴で宿泊し、翌朝に荷鞍山を経由して鳩待峠まで7時間弱。燧ヶ岳と至仏山はどちらも尾瀬ヶ原から見える姿の上半分だけといった感じです。原の賑やかさはないため、静かに歩きたい方にお勧めします。
鳩待峠→アヤメ平→富士見峠→竜宮→見晴→ヨッピ吊橋→山の鼻→鳩待峠のルートでハイキングしました。アヤメ平の景色が一番でした!尾瀬ヶ原より高度があり、尾根伝いに見下ろせる景色の良さと、ふたつの百名山まで続くような木道の景色がとてもよかったです。
尾瀬のマイナーな方のコース。空の上を歩いているようで、水溜まりが歩いている高さより上にあるので不思議な感じです。空いているし、尾瀬ヶ原より個人的には超オススメ。富士見台までの往復コースなら4時間でお釣りが来るはず。アヤメ平先の池の畔でご飯食べてくださいと言わんばかりのスポットがあります。
2023/5/30 尾瀬ヶ原の南、標高二千mに迫る天空の湿原、アヤメ平。戦後の尾瀬ヶ原を歌った唱歌が有名になり、こちらには大勢の人々が押寄せました。その結果、アヤメ平の水芭蕉は絶滅し、半世紀以上経過した現在でも復活が見られません。手前にある横田代には水芭蕉が繁茂しつつあり、一個人の方から巨大企業まで、多大なるご努力を頂いております事、感謝申し上げます。横田代から中原山を経てアヤメ平、富士見田代迄、南側の崖に沿った稜線は、湿原や低木樹林帯などそれ自体の美しさはもとより、日本百名山である燧ヶ岳や至仏山を初め、赤城山など上州の名山が一望出来る、素晴らしい天空の楽園です。尾瀬ヶ原に比べれば人気が低いのも穴場的な魅力かもしれません。登山道は非常に良く整備頂き道迷いの危険も少ないものと思われます。本日は、尾瀬ヶ原を含めそうしたアヤメ平の稜線を周遊させて頂きましたので、その様子を順を追い写真を添付させて頂きます。鳩待峠→横田代→中原山→アヤメ平→富士見田代→長沢新道→龍宮小屋→牛首分岐→山ノ鼻→鳩待峠の反時計回りの周回です。コースタイムは7時間29分、17.3km、累積登攀標高は626mです。危険ポイントは有りませんが、濡れた木道でのスリップ転倒には十分お気を付け下さい。かなり滑ります。特に下りと気付かない様なごく緩やかな坂は気を抜きがちになるのでご注意を!また、転倒を前提にバックパックには軽くてかさばるダウン衣料やツェルトなどを詰め込んでおかれる事を強くお勧め致します。本日は富士見田代から龍宮小屋へ降りる長沢新道の出だし部分には残雪も有りましたので、スリップや踏み抜きにご注意を!私見ですがチェーンスパイクは不要と思われます。熊鈴は必携です。登山口のある鳩待峠へは、尾瀬戸倉第一駐車場(1日千円、トイレ有り)から乗り合いタクシーやバス(片道千円、タクシーは定員到達次第出発、20分)となります。鳩待峠の一般車駐車場は2024年まで閉鎖です。それでは皆様良い登山を!
ベンチがあり休憩スポットに良い。燧ヶ岳が美しい。
ここ「アヤメ平」は一日中ただ流れる雲を眺めていたくなる様な「天空の楽園」です。疲れた心と体を癒してくれます。花咲く初夏もいいですが秋の草紅葉もお薦めです。是非一度体験して下さい!
名前 |
アヤメ平 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0278-58-3222 |
住所 |
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評価 |
4.7 |
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群馬県にあるアヤメ平という名前は、実際にアヤメが咲いているわけでなく、キンコウカという植物をアヤメと間違えたことが由来です。この湿原に群生するキンコウカの葉がアヤメの葉に似ているため、そう名付けられたと言われています。アヤメ平は尾瀬ヶ原よりも標高が高く、雪解けが遅いため、花の季節は短いです。特にキンコウカの季節は黄色の花が咲き乱れる美しい光景が見られます。アヤメはかつては踏み荒らされ、裸地化が進みましたが、植生復元活動により回復が進んでいます。今では、キンコウカの群生が見られる美しい湿原として多くの人に親しまれています。