糸と古民具が織る不思議な世界。
家の記憶の特徴
古民家の中に糸がびっしりと張られ、アートのような展示が魅力的です。
地元の人々の想いが詰まった古民具が多彩に使われた作品が素敵です。
張り巡らされた糸の結節点は、人と人とのつながりを感じさせます。
素敵な作品でした。タイトルだけではわかりませんが、説明を読むと「はぁ~、なるほど。そうだよね」ってなります。またこの建物の近くに樹齢約500年の大きくて立派な杉の木があります。
the塩田千春。古民家に黒い毛糸が張り巡らされています。古民家自体の歴史と少しある怖さが、血管のように張り巡らされた黒い糸と調和しています。秋に訪れましたが、カメムシが多いので踏まないように要注意。
「大地の芸術祭 越後妻有🌾トリエンナーレ」の作品。塩田千春さん「家の記憶」は2009年に作られた。朝早くに訪れたが建物はあるものの家中には入れないようカギがかけられていた。「最後の教室」で伺ったら(閉めています。)との事。今2024年ですのでムリもないか😓 老朽化で事故のないようにとかイタズラされないようにとかあるとは思うけど、朽ち果てていく芸術作品はある意味貴重。見て見たかったな🍂
古民家の中に糸がびっしりと張られ、地元の人が捨てられずに取っておいている古民具等が編み込まれています。それらの品に思い入れのない私たちにとっては、ホラーちっくでもあり、過去の呪縛よようでもありますが、持ち主にとっては、大切な品であり、思い出を留めおいている大切な空間なのかもしれません。駐車場があります。日曜日夕方に行ったところ、無人でもありませんが、少ないです。バリアフリーではありません。見学所要時間は、さっと見て5分〜じっくり見て20分くらいです。
名前 |
家の記憶 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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張り巡らされた糸の結節点は、無数の人々が生み出した、人と人とのつながりに見えた。この家にかつて住んだ人々が紡いだ、地域のつながり。作品となり多くの人が訪れるようになって生まれた、世界とのつながり。「この糸はどこから最初に張り始めたのですか?」誰かがこんな疑問を投げかけたらしい。素晴らしい発想だと思った。外から見たら集落には普通にある建屋に見える。でもこの家が無ければ集落に足を踏み入れることはできなかっただろう。作品を通して越後妻有の深い部分とつながれる。最初に糸をかけてくれた、この家の家族と作家さん、本当にありがとう!