奈良時代創建、行基の古刹。
喜光寺の特徴
喜光寺は奈良時代に行基によって創建された古刹です。
聖武天皇から大僧正としての地位を授けられた歴史深い寺院です。
尼ヶ辻駅から徒歩10分のアクセスが便利な立地です。
いいお寺です。スタッフの皆さんも感じのいい方ばかり。蓮がきれいな時期です。宇賀神特別公開中です。
拝観がレジャーのかたには星1つか2つ。重文の阿弥陀さまや特長ある本堂など文化財もあるが全体的に真新しく、また目の前がコンビニとバイパスでもあり、蓮は池でなく整然と並べられた鉢なので。観光客向けというより地域に根を張って運営されている寺院と感じた。
奈良時代に行基さんが養老5年(721)に創建された。東大寺大仏建立のための布教活動の拠点にだったそうだ。また、行基菩薩はこの寺で入滅した。
東大寺を建造する前のモデル?らしい。阪奈道路沿いなのでよく前を通過してましたが、実は歴史あるお寺です。宇賀神さんを祀っている弁天堂があるのでヘビ年の初詣にオススメです。
聖武天皇より日本最初の大僧正としての地位を授けられた行基様の寺院。境内には250鉢の蓮が植えられています。
2024年8月14日に参拝しました。この地は、菅原氏が治めていた場所だったそうです。養老5年721年に行基が、この地を寄進され、建立した寺は、菅原寺と呼ばれました。天平20年748年に東大寺大仏造立に尽力し、聖武天皇より喜光寺の寺名わ賜わりました。天平21年749年に82歳で、この寺で行基は、入寂しました。生駒市の竹林寺にお墓があります。會津八一が、明治の廃仏毀釈により、荒廃した喜光寺を呼んだ歌碑があります。
喜光寺は、奈良時代に行基によって創建された古刹です。東大寺大仏殿は喜光寺の本堂を参考に建立されたとの伝承から、喜光寺の本堂は「試みの大仏殿」と言われているそうです。御本尊、丈六の阿弥陀如来(重文)も荘厳です。近年は蓮の花の寺としても有名です。私(大阪府在住)は花の写真を撮るのが趣味で、一眼レフカメラ片手に全国の花の名所を訪ねています。この日(2024年7月13日(土))は、土日限定で早朝7時から開門されると聞き、開門直後に訪れました。鉢植えの蓮の花は、思ったほどは咲いていませんでした。蕾が沢山ありましたので、これからが最盛期なのでしょう。蓮の花は、繊細な花脈が素晴らしくついつい見入ってしまいます。喜光寺の蓮も素晴らしいの一言でした。こんな綺麗な花が3日で散ってしまうなんて、正に諸行無常です。蓮の花は古刹によく似合います。この日は朝でも気温が高く、汗の滴る日でしたが、至福のひと時でした。
尼ヶ辻駅から徒歩10分くらい。住宅街を抜けて、幹線道路の下を通って到着。大迫力の門や本堂。広い敷地にずらーっと並んだ蓮の水鉢。冬の寒い時期に行ったので氷が張っていました。訪れてから思い出したのですが、何年も前に蓮の見頃の時期に来たことがありました。すごいたくさんの蓮に驚いたものです。参拝料がかかるのですが、敷地の最奥の事務所まで行かねばなりません。つまり出入り自由では?となるシステムなのですが、こういうときは正直に生きた方が気持ちが良いと私は思います。
名前 |
喜光寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0742-45-4630 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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行基菩薩入滅のお寺です。かつては平城京の一角でした。今は幹線道路が目の前を走る住宅地にあり古都の面影はありませんが、インフラ整備に尽力した行基への供養としては、これも相応しい姿なのかもしれません。