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名前 |
大乗寺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
大乗寺は、富樫家尚と僧澄海が永平寺 (現福井県) より徹通義介 (1219~1309) を招いて、永仁元年 (1293) に開かれた加賀国最初の禅寺で、加賀守護を務めた富樫氏の菩提寺でもありました。創建当初の大乗寺の範囲は、 押野3丁目・本町1丁目・横宮町周辺と推測されます。室町時代には、幕府祈願寺として歴代の 将軍より寺領を安堵されるなどして繁栄しました。しかし天正年間 (1573~1593)、 織田信長軍が一向一揆勢を攻めたとき、兵火によって寺院は焼失したといわれています。江戸時代には加賀藩前田家家臣の支援 を受け、金沢城下に移転・再建され、現在は 金沢市郊外の長坂町にあります。