会津若松市の古墳探訪、堂ケ作山古墳へ!
会津若松市にある一箕古墳群でも最も古い時期に築造されたと言われている堂ケ作山古墳。地形的には不動側扇状地の扇頂を形作る二山の一つ「堂ケ作山」の山頂部分にあります。アプローチするには滝沢峠側から稜線を下るとクマザサの群落を藪漕ぎしなければならず、場合によっては本当に熊に遭遇する危険があるので、このルートを選ぶ際には熊避けの鈴を用意したほうがいいと思います。滝沢峠から旧滝沢街道の石畳を下ると、街道を構成する西側の土塁状の高まりが横堀によって切れている場所があるので、藪が少なければここから堂ケ作山の稜線に入ることができます。もっと簡単なルートはつつじ山団地の稲荷神社から里山道が続いているので、ここからなら藪漕ぎしないで山頂に辿り着きます。但し、ここでも今回熊避けのため大声を上げながら登っていたところ小熊がそばにいて脱兎のごとく走り去ったのを目撃しましたので、熊遭遇の危険はこの山近辺ならどこでもあると思っていいでしょう。それにしても、周囲がかなり急斜面な崖になっている山頂に古墳時代前期の人々は古墳を造った。現代人はその古墳に辿り着くだけで息が切れてしまう。そういう意味で古墳時代の人々の偉大さを感じます。できるだけ早期の発掘調査を希望します。古墳好きでなくとも、四等三角点があるので、三角点マニアの方々も訪ねられたら面白いと思います。
名前 |
堂ヶ作山古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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