兼六園の辰巳用水、心安らぐ空間。
兼六園に流れこむ辰巳用水を見れる場所の1つです。辰巳用水は、1631年(寛永8年)金沢城大火の後、1632年、3代目藩主前田利常が板屋兵四郎に命じて造られたものです。当時、徳川幕府との関係が険悪だったため、戦時の飲料水確保の意図もあったともいわれています。辰巳用水は全長約10kmの用水で金沢城の防火以外にも城内での生活の水や、金沢城の堀のための水にはもちろん、農業用水としても利用されていました。東京都西多摩郡の玉川上水、静岡県裾野市の箱根用水とともに日本三大用水の1つといわれていますが、380年前もの昔に掘った隧道が現在でも残っていて使われているのは日本では辰巳用水だけです。ここの他に、大道割~錦町の約2km区間を整備した辰巳用水遊歩道沿いでも見ることができますが、金沢市役所前の広坂通りに流れる辰巳用水は明治以後に造られたものです。
名前 |
辰巳用水 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.5 |
周辺のオススメ

兼六園に繋がってます…