栗子隧道碑記で歴史散策。
栗子隧道碑記の特徴
栗子隧道碑記は明治15年建立の歴史ある石碑です。
栗子峠に位置し、歴史の深さを感じる場所です。
道の駅 米沢の東側にあり、アクセスも便利です。
2023.6.16 金曜日 13:00 小雨道の駅を訪問し、喫煙所をお借りしようと向かったところ、立派な石碑を発見。説明板を読み、石碑をじっくりと拝見させていただきました。文字を見て、日下部鳴鶴かなと思い、裏に回って最終行を見ると「日下部東作 書」とあり、ああここにも日下部鳴鶴の書が残っているんだと感慨を深くしました。調べてみると、鳴鶴43歳の書です。最高傑作といわれる「大久保公神道碑」が72歳の書ですから、この碑記の書は若書きといってよいでしょう。字形は正方形に収め、六朝風の安定感のあるものですが、線は細めで針金のような強さを秘めています。碑の表裏あわせて1718字を隙なく完璧に仕上げることは相当なる集中力と強靭な精神が求められるでしょう。あらためて、近代日本の書道の父とも称される日下部東作(雅号 鳴鶴)の偉大さに思いを巡らせました。
『栗子隧道碑記』は栗子隧道開通を記念して明治15年に建てられた石碑です。高さ4mの巨石を使い表裏両面にわたって約1
明治14年、山形県と福島県との県境にある栗子峠にトンネルを敷設したときの記念碑みたいです。この碑は最近、ここに移設されたようです。西南戦争が終わって数年後にトンネルを作ったって当時から凄い技術があったことに驚きです。
名前 |
栗子隧道碑記 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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「道の駅 米沢」の東側にあります。