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名前 |
蒟蒻神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
御祭神は中島藤右衛門公。創建は昭和43(1968)年で地元の蒟蒻農家や商工会が中心となって建立。蒟蒻神社といえば、御祭神の地元に近い大子町大子の十二所神社境内に鎮座する同名社が本家本元かと思い込みがあったのですが、大子町の方は昭和56年創建と後でしたね。常陸国久慈郡諸沢村(現在の常陸大宮市)の住人・藤右衛門公(1747-1828)は,蒟蒻芋を粉にし水で戻せば食用となる製法を発案。これにより蒟蒻の長期保存・運搬が可能となったことによって農民達は公を神と称え、藤右衛門講が各地で形成されました。あのケチな水戸藩さえ、藤右衛門に名字帯刀を許した(まあ一代限りの条件でしたが)くらいです。かつて矢祭町が「こんにゃくの里」と呼ばれ、ブイブイ稼いでいたのはそんな大昔じゃないんです。アクセスは、2020.9に参拝した東館神社の拝殿左脇(一番最後の写真をご覧あれ)より。あの時は蒟蒻神社の存在も知らず、案内板もないしで分からなかったのです。もちとん矢祭に住んでいる人々にとっては、蒟蒻神社は魂に刻み込まれているので、案内板など下世話なものは不要なのです。