平安時代の神秘、加具土命を祀る神社。
創建:平安時代初期と伝えられる。祭神:火産霊命、奥津彦命、奥津姫命(三宝荒神)祭日:3月28日、8月28日由緒:坂上田村麻呂将軍東征の折、この地に至りて「かまど」を作り、暫時駐留して軍を休め、次の戦に備えたという古事に因んで、ここに「かまどの神」を祀ったのが、この神社の始まりであるという。よって「かまど」の社名もここに由来する。しかし古くは「かまど神社」と言わず、祭神三宝荒神の尊称から「荒神様」と呼称し、今なお世人は「関の荒神様」と呼んでいる。(前沢町史下巻2より)
名前 |
竃神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
5.0 |
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祭神:加具土命(カグツチ)奥州市前沢の郊外に鎮座する神社です。坂上田村麻呂が東征の際、当地に仮陣屋を築き、“竈神(かまどがみ)”を祀り、その後当地住民が祠を建てたのが由来となっています。竈は古来より火の神様が住む場所とされているため、火を司る化身である加具土命が奉祀されたと考えられます。また、本殿(拝殿の裏側にある、神様が普段居られる場所)の建物は、寺社建築の粋を集めた見事な傑作です。当地の宮大工・飯坂弥五郎により、明治19年(1886年)に建立され、昭和61年(1986年)、旧前沢町の有形文化財に指定されています。