佐々木喜善の眠る坂道。
ダンノハナと佐々木喜善の墓地の特徴
遠野物語の誕生地である共同墓地に位置しています。
かたりべの佐々木喜善が眠る歴史的な場所です。
お墓までの坂道を散策できる趣があります。
遠野物語の時代からここは共同墓地になっており、ここに遠野物語誕生のもととなったかたりべの佐々木喜善が眠っています。遠野物語を読んでから幾とせか、やっとお参りすることができました。カタカナ表記ではわかりにくいですが、遠野物語のなかでは以下のように説明していました。以下原文ママ「ダンノハナは壇の塙なるべし。すなわち丘の上にて塚を築きたる場所ならん。境の神を祭るための塚なりと信ず。」
佐々木喜善(1886年10月5日 ~ 1933年9月29日)。彼の語った遠野地方の民話を民俗学者であり官僚であった柳田国男(1875年7月31日~1962年8月8日)が聞き取り、まとめたものが「遠野物語」です。柳田国男はその後も活躍し87歳の天寿を全うしましたが、佐々木喜善は健康に恵まれず46歳で亡くなっています。遠野を散策したとき山口集落まで足を延ばしました。水車とデンデラ野が目当てです。その道すがら「佐々木喜善旧家と墓」の標識が目に入りました。「遠野物語」の語り部として「佐々木喜善」の名前は知っていましたからちょっと驚きです。まさか遠野にお墓が現存しているなんて、思いもしませんでした。墓は小高い丘陵地にあり、鬱蒼とした林に覆われています。例によって周囲には誰もいません。クマアラートの鳴り響く場所です。単身ですし、どうしようかなあと悩みましたがいつものように「バックパック+カウベル」のいでたちで行ってきました。結構な斜面を10分ほど歩くと墓地に出ます。そこには新旧数十基の墓石が並んでいました。佐々木喜善のお墓は佐々木家の墓が並ぶ一角にあります。一礼したら記録です。とはいえ佐々木喜善以外の墓石を撮るのは(個人的には)ルール違反です。ご本人のお墓のみが写るように配慮はしたつもりです。もしご無礼がありましたら直ぐに削除いたしますのでご連絡ください。「虎は死して皮を留め人は死して名を残す」ですか。名を残し、早世された佐々木喜善氏に合掌です。
お墓までは少し坂道。
| 名前 |
ダンノハナと佐々木喜善の墓地 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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2025.05.05、遠野交通の観光タクシーを利用して伺いました。お墓という事で立ち入りは遠慮しましたが、柳田と共に今に繋がる名著を作り上げた方がこんな寂しい所におるのかと最初は少し驚きました。ですが、その後タクシーの運転手さんからすぐ近くの生家をご案内頂き、そこにはお孫さんのご家族、またそのすぐ隣にはひ孫さんのご家族も新築の家を建てて住まわれてると伺い決して寂しい事は無いなと安堵しました。遠野に再訪が叶った際にはまたご挨拶に近くまで寄らせて頂きます。