古墳群で弥生時代を体感!
有年原田中遺跡公園管理棟の特徴
弥生時代の古墳群が広がる歴史的な場所です。
様々な石で覆われた墳丘墓が復元されています。
楯築墳丘墓と同時期の墓が見られる貴重な遺跡です。
有年地区史跡案内板やトイレがありますが管理人が居ない場合は利用出来ません駐車場も施錠されています。
駐車場ありますが、時間外は利用できません。
石で覆われた、周溝を持つ墳丘墓や木棺墓・溝等が復元されています。駐車場があるので車でも訪問しやすい反面、集落のど真ん中にあるため、道がかなり狭い&案内看板が途中で消えるという、やや危険な史跡公園です。
県指定文化財に登録さえている遺跡で、弥生時代に造られた墳丘墓(古墳)や木棺墓群の再現がされています。説明ではこの付近一帯が大集落跡であったとされ墳丘墓は集落の長、木棺墓群はそこに住んでいた人々の墓と思われます。再現なので、コンクリート製になっており墳丘墓に置かれた土器などの複製もすぐ目の前で見ることが可能です。個人的なお勧めは木棺墓群で、掘られた穴の中に木棺が再現されています。これが思ったよりも小さい。子供だったのか、大人でも現在の中学生ぐらいの身長サイズだったのかと当時の人間の身長を思い描けるように出来ています。遺跡公園には駐車場もあり、立ち寄った際の何処に車やバイク・自転車を置くなどという問題は無いのですが火曜が休館になり駐車場や公園の周りが施錠されます。近所の方なら問題ないですが、近郊や遠方の方は注意が必要です。貴重な遺跡と思いますが行きにくさと、そこに行くまでの生活道が狭いのもあって評価は低めです。遺跡の内容は星3の内容と考えます。
楯築墳丘墓とほぼ同時期の墓が、この行年原田中遺跡です。吉備の楯築墓より少し小さい墓ですが。二方向の突起が明瞭にわかります。この突起の形が四隅突出墓の発達した突起とよく似ています。これは有年原川中遺跡の突起の起源を考える手がかりになります。 いずれの場合も、この突出部は死者との別れをするための場所として始まり、やがて死者を祭る祭壇としての役割に変わり、祭壇が次第に広くなっていったとされます。 香川県高松市の林・坊城遺跡では、弥生時代後期前半の円丘墓の周溝の二ヵ所を掘り残して陸橋にしたものがあります。このことから楯築墳丘墓や有年原田中遺跡の墳丘墓の二つの突起も、四隅突出墓と同じように、円丘墓の周溝の陸橋から変化して生まれたと考えられているようです。前方後円墳の出現直前の墳墓だといえます。
名前 |
有年原田中遺跡公園管理棟 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0791-49-3722 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.0 |
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弥生時代の古墳群だそうです。この近くにはたくさんの古墳群や遺跡があり非常に歴史を感じます。ちょこっとした散歩に持ってこいです。専用の駐車場があります。