延喜式内社の歴史を感じる。
止止井神社跡の特徴
止止井神社は延喜式に名を残す史跡です。
陸奥国膽澤郡に存在した神社の旧社地です。
止止井神社は歴史を感じさせる場所です。
延喜式神名帳の陸奥国膽澤郡の項に記載のある止止井神社の旧社地。国道397号線に面する。江戸時代の安永年間に現在の鎮座地に遷座した。この旧社地の目と鼻の先に角塚古墳(つのづかこふん)がある。この古墳は本州最北端の前方後円墳で国の指定史跡。およそ、5世紀後半の築造。そしてこの近くに水沢中半入遺跡という古墳時代の大規模集落があり、この遺跡からは大阪の陶邑で製造された須恵器など遠方から運ばれたものが出土していて、この付近に古墳時代、相当な権力者がいたと思われる。その後、7世紀になると、古墳時代の影響を残しつつ、北海道で見られる続縄文文化の影響を受けた遺物もこの周辺から発見されていて、蝦夷の支配下にあった地域である。
[延喜式内社]陸奥國 膽澤郡 止止井神社止止井神社はかつてここに鎮座しており、のち前沢に遷ったという。
名前 |
止止井神社跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
5.0 |
周辺のオススメ

延喜式神名帳の陸奥国膽澤郡の項に記載のある止止井神社の旧社地。国道397号線に面する。江戸時代の安永年間に現在の鎮座地に遷座した。この旧社地の目と鼻の先に角塚古墳(つのづかこふん)がある。この古墳は本州最北端の前方後円墳で国の指定史跡。およそ、5世紀後半の築造。そしてこの近くに水沢中半入遺跡という古墳時代の大規模集落があり、この遺跡からは大阪の陶邑で製造された須恵器など遠方から運ばれたものが出土していて、この付近に古墳時代、相当な権力者がいたと思われる。その後、7世紀になると、古墳時代の影響を残しつつ、北海道で見られる続縄文文化の影響を受けた遺物もこの周辺から発見されていて、蝦夷の支配下にあった地域である。