縄文文化を感じる巨大柱穴。
三内丸山遺跡 大型掘立柱建物跡の特徴
巨大な大型掘立柱建物跡で、想像以上の大きさに驚きます。
ドーム状の建物内で湿度を保ちながら展示される貴重な遺構です。
6本柱の柱穴もそのまま保存されているのが印象的です。
地面に穴を掘り、柱を建てて造った建物跡です。柱穴は直径約2メートル、深さ約2メートル、間隔が4.2メートル、中に直径約1メートルの栗の木柱が入っていました。この木柱の周囲と底を焦がしていたことで、地下水による腐食を回避することができています。6本柱で長方形の大型高床建物と考えられています。
昔々に暮らしていた人達のことを思いながら建物を見て回るのは感慨深いものがあります。タイムスリップして当時の人達の暮らしを見ているような不思議な気持ちになります。こういう貴重なものはいつまでも大切に残してほしいです。誰でも1度は遺跡を見るといいですね。
野球場建設の際、トラック用の道路を作ろうとしてて見つけたそうです。穴の深さと直径がデカい。でも復元建物がないとイメージしづらいですね。
復元された大型掘立柱建物を観て縄文文化を感じたいと思い訪れた。直径1m程もあるクリの木が6本も建っていたと推定される遠見櫓のような建物。ここにムラがあった頃は縄文海進と言われる海水面が上昇して海が内陸まで入って来ていた時代。この大型掘立柱建物の上に登れば今より近くにあった海が間近に見て取れたことだろう。捕鯨の見張り台。漁に出た小舟や交易の船の道標となる灯台。なんて勝手な楽しい発想も浮かんで来る!クリの木は、鉄道の枕木に使われる程頑丈で重い。そんな木を切り出し、運び、建てる一連の作業には設計と計画が必要で、それが出来るだけの文明があったことに驚かされる。このムラがあった約5,500年前頃と言えばあのエジプトのピラミッドが建てられて頃に近い。ピラミッドには比べるべくも無いが、ここに巨木の文化があったと思うととても面白い。
I really appreciate for making their efforts to preserve human heritage.
巨木を建てた跡の穴ですが想像以上に大きくて驚いた。
6本柱の長方形の建物と考えられます。柱穴は直径・深さとも約2メートルで、穴の間隔はすべて4.2メートルでした。
復元された巨大な大型掘立柱建物の直ぐ脇にドーム状の建物の中に湿度を保ちながら展示されています。それにしても4千年から5千年もの昔の木柱が発掘されたというのは、この土地ならではのことなのでしょう。太古の昔に思いを馳せる場所です。
プラネタリウムのようなドーム型の建物の中に、6本柱の「柱穴」がそのまま保存されています。ガイドさんが案内してくださって、建物の中を見学することができました。写真撮影OKです。
名前 |
三内丸山遺跡 大型掘立柱建物跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
017-766-8282 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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無料ガイドはここの説明が最後となります。私は当日雨だったのですが屋根があるのでゆっくり見られました。ドーム型の建物の中には柱を立てるための6つの大きな穴があいています。調査により柱穴の中から直径約1メートルのクリの木柱が見つかり、紀元前2600年のものと考えられているそうです。穴の中には柱の一部がありイメージしやすいです。縄文時遊館にクリの木柱の現物が展示されているのでガラス越しですが近くで見ることができます。