スポンサードリンク
スポンサードリンク
名前 |
尾形光琳顕彰碑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
2.5 |
妙顕寺から善行院に向かう途中、善行院の隣にあります。かつて、この地に尾形光琳の墓があったそうです。没後300年を顕彰した石碑で、2015年に建立されました。尾形光琳は日蓮宗に帰依して、1694年 (元禄7年) にはすでに「日受」の日号をもっていたとのこと。碑には、「法橋 (ほっきょう) 光琳」の文字と朱色の落款 (らっかん) が刻まれており、後ろにある卒塔婆には「長江軒 寂明 青々 光琳」と用いた軒号 (けんごう) などが書かれています。44歳のときに「法橋」という称号を授けられ、1716年 (享保元年) に59歳で亡くなりました。墓は尾形家の墓と、画家・酒井抱一 (さかい ほういつ) が尾形光琳 百回忌として1819年 (文政2年) に建立した墓の2基があり、この地は後者があったところ。手前にある小さな石碑には、鈴鹿 野風呂 (すずか のぶろ) が詠んだ句、「今年竹 まこと真緑 光琳忌」が刻まれています。