イリヌカーの特徴
沖縄の地下水が湧き出る神聖な場所です。
かつてはタナゲーやターユーの養殖も行われていました。
駐車場はないため、訪問時は注意が必要です。
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西之井泉 (イリヌカー)かつて沢岻集落の人々がタナゲー (川海老) やターユー (鮒) をこちらの湧水で養っていたそうです。
駐車場無し。水量は豊富です。説明板によると、王府からの注文に応える為に、「ターユー(鮒)」や「タナガー(手長海老)」を養殖していたようです。
名前 |
イリヌカー |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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沖縄では地下水の湧き出ている泉、井戸のことをカーといい昔から神様の住む神聖な場所とされています。浦添市内には豊富な地下水があり、湧き水をとりまく文化が今も脈々と受け継がれています。この井戸はイリヌカーと呼ばれ王府時代、王府の要求に応えるためタナゲーやターユーを養って緊急時(冊封使滞在中)に備えていたといいます。※エビ・タナゲー御用首里から近い沢岻には他所では聞かれない労役がありました。それはテナガエビ・川エビ・フナ・ウナギなどの調達で、それは予告もなく突然に「ターユー グユウ」(フナ御用)・「エビタナゲー グユウ」(川蝦・テナガエビ御用)と首里からの命令が届いたといいます。御用となると何が何でも調達しなければならないので、大騒ぎで川をさらったりしなければなりませんでした。ほとんどの場合「今、今すぐ御用」と急がされたようです。そのような事が度々あったので、村人はフナ・テナガエビ・ウナギなど井戸や池に生かしておくようになりました。それからイリヌカーと呼ばれる井戸は、フナ・テナガエビ・ウナギ等を生かして飼っておく所になりました。-案内板より-