米原邸の古木と歴史散歩。
智頭宿の町並みを歩き、立ち止まって一軒の旧屋敷の敷地から上空に聳え立つ古木を見上げていると、地元を散歩中の方が「この屋敷は米原邸で伊能忠敬が逗留した所」だと教えてくれました。伊能忠敬は全国を測量して正確な日本地図を作成して江戸幕府へ提出した偉大な先人です。記録では文化三年(1806年)8月8日に伯耆の米子に入り東進して測量を続け8月16日に鳥取城下に入っています。総勢は約300人で本隊を含めて四班に別れて従事しました。そのから二度目、8年後の文化十年10月に再び来ました。19日倉吉、21日鹿野、24日鳥取城下となっています。(伊能忠敬測量日記)等を参考にすれば伊能忠敬一行の智頭での測量日程や宿泊所が判明と思料します。たまたま今日出合った方から伊能忠敬のお名前が登場しましたから、智頭方面へ測量にやって来たことの確信と「米原邸」の屋敷構えから、さもありなんと思い至りました。
名前 |
米原家住宅 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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こちらは外観だけですが、またまた凄さがにじみ出ているお宅でした。丁度お庭の手入れ中だったようですが、何人もの庭師の方が剪定されていました。