奈良時代から続く神社の魅力。
與能神社の特徴
江戸時代の石灯籠がいくつも残る、趣のある神社です。
本殿の彫刻が立派で、歴史の重みを感じる場所です。
奈良時代に創建された由緒ある神社で、国家鎮護の神を祀っています。
府道407号を茨城方面に走行中に、偶然雰囲気のある神社に目がとまり立ち寄りました。参拝者用の無料駐車場も完備されています。山の裾野に建てられた興能神社ですが、見所は手の込んだ見事な彫刻が施された本殿。四神(玄武・白虎・蒼龍・朱雀)の彫刻が歴史的にも大変見応えあります。
本殿の前にある灯籠が印象的。ここから心学の道へ行けます。
御祭神が、「事代主神」「建御名方命」「天照皇大神」「天児屋根命」ということであるならば。「事代主神(ことしろぬしのかみ)」は「大国主命」の子ですので「出雲神」です。「建御名方命(たけみなかのみこと)」は、「諏訪明神」であり、「出雲神」の子です。ということで、この二柱は「亀岡盆地」の開発に関わった神であるとともに弥生時代の農耕をすすめた鉄の集団「出雲族」ということになります。〇「天照皇大神(あまてらすおおみかみ)」は、天皇の祖先神ですが、明治政府が「国家神道」をつくった時に、あちこちの「神社」に祀るように指示したので、この地に関係があるかどうかはわかりません。〇「天児屋根命(あまのこやねのみこと)」は「河内国枚岡神社」の神で、中臣氏・藤原氏の氏神になります。奈良の「春日大社」に、常陸国(茨城県)の「鹿島神宮」の神と上総国(千葉県)の「香取神宮」の神を勧進して、妻の「比売大神」とともに祀られています。であれば藤原氏の領地であった過去があるのかもしれません。「春日神」として見るならば、「カスガ」という地名の「スガ・スカ・ソガ」は、古くは「川の砂の堆積した場所」という意味の言葉です。その砂は「花崗岩」が風化した「真砂土」であって、「砂鉄」を産していたと見る説があります。この地が「曽我部町寺」で「曽我谷川」が流れているところを見ますと、「製鉄」にまつわるこの線が強いのかもしれません。〇土地の開発弥生時代の昔の農地開発には、水田を潤す「用水路」建設が重要でした。それを成し遂げられる「技術」を持つものが「土地神」として祀られていることが多いと思われます。字「樋ノ口」の「井堰(いせき=小型のダム)」から水を取り入れた「樋(用水路)」が、「滝ノ下」辺りで急流になって流れ下って行き、土地を潤していったことが想像できます。
はじめてお伺い致しました。🙏🙏🙏こちらの神社も山の中にありやはりパワースポット神社です。🙏🙏🙏ありがとうございました。またお伺い致しますのでよろしくお願い致します。🙇♂️🙇♂️🙇♂️
旧丹波国の式内社です無料の駐車場あります本殿は大きなもので立派な彫刻が施されています山裾にあるため、自然豊かな神社です池もあり、いい雰囲気の神社でした。
京都府亀岡市曽我部町の神社。主祭神は、事代主命、健御名方命、天照皇大神、天兒屋根命。特選神名牒には、事代主命のみ。崇神天皇の創祀。丹波道主命が祀ったとされ、三宅神社、山国神社、與能神社、桑田郡三座。嵯峨天皇の時代、神宮寺3カ所が建立され、與能神宮寺伽藍がその一つ。空海が嵯峨天皇の命により神宮寺を開き、奥院露堂で護摩修行を行ったとされる。最初の印象は、山の入口にある、少し大きな神社。境内の至るところへ摂社が点在している。見るべくは、本殿の彫りもの。現地は、道の駅ガレリアかめおか、東へ400m、加塚信号を右折、国道372号線へ入り、1.1Kmを進み、京都縦貫道の下をくぐり、1.7Kmをさらに進む。信号を左折、府道407号線へ、1.7Kmを進むと、左手に鳥居が見える。右へ小道があり、すぐに駐車場がある。
鳥居をくぐって手水舎がすぐに見えましたが水盤は枯れており、コロナ禍で止水してるのだろうと境内に進むと、右手からチロチロと水の音とひんやりした気配。参道から一段下がったところに手水舎発見。本殿は雨風に耐え抜いた彫刻や飾りが地味に目を引きます。本殿右手に一坪ほどの能舞台のような建物が有ります。能を奉納してたのかな?と思いながら・・あ、それで與・能!間違ってたらすみません。
うろうろして見つけたところの一つ。神社が好き。
鳥居をくぐると趣きのある手水所がある。本殿の前に灯籠が一基。応永二十一年とある。600年程前ですか?風化が進んであちこち欠けているが、「丹後型」と呼ばれるものに似ていてスリムさが格好いいです。この神社は、「灯籠は基本一基づつ!」とされている感じ。他所の神社で「対という思想は中国由来なんです。本来、灯籠は一基」とお聞きしたことを思い出した。それが由緒の古さを現しているのなら、崇神帝以来とされるのも、なんとなく納得。(崇神の昔に灯籠があろうはずもないが)鳥居の右手に池があるがかつて厳島社があったような感じ。
名前 |
與能神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0771-22-1057 |
住所 |
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評価 |
4.3 |
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江戸時代の石灯籠がいくつも残存し、本殿前には室町時代のもある。