猪倉集落を望む城跡。
井内城跡(猪倉城跡)の特徴
国道372号線の南側に位置し、目を引く小山があります。
西側の廃車近くからアクセス可能と知り満足でした。
かつての城跡を感じさせる歴史的な場所です。
まさに、城跡です!
猪倉の集落を走る国道372号線の南側に、こんもりとした小山が見えます。現在は樹木の生い茂る小山ですが、中世期には交通(古山陰道)の要衝に設けられた山城跡です。文献では井内城との記録があり、現在でも山に入れば砦や建造物が置かれていたのであろう、平坦な土地が幾段かに分かれて存在しています。田園風景と歴史的遺構は、それを周知させることにより、新しい自然景観となるのではないでしょうか。京都府教育委員会「京都府中世城館跡調査」には、明智光秀の丹波攻略に関連して丹波各地に構築された可能性の高い城館群の1つと記載されています。以下引用。井内(猪倉)城跡住所:亀岡市宮前町・本梅町標高:220m 比高:30m概要:丹波地域には、明智光秀の丹波攻略に関連すると考えられている城館が多く確認できます。井内城跡は、亀岡盆地から多紀郡と摂津国豊能郡へ街道が分岐する要衝に位置します。城跡は独立丘陵北端の頂部を中心に、郭ⅠからⅥの曲輪が弧状に配置されています。郭ⅡからⅤまでの南縁には土塁が築かれ、下段には横堀が設けられています。この横堀に対して郭Ⅴの南側は大きく張り出しています。>>>京都府教育委員会「京都府中世城館跡調査」(図面の画像含む)より引用。
名前 |
井内城跡(猪倉城跡) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.8 |
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R372からは害獣防止フェンスなしで入れるそうですが、知らなかったので西側の廃車が放置されている付近から登りました。開閉可能な害獣防止フェンスがあり、そこから登ると何カ所か赤いリボンが目印にあります。目印に従って登ると本郭跡に着きます。本郭跡は林状態で見晴らしは良くありません。