六地蔵巡りの発祥地、特殊な体験を。
法雲山 大善寺(六地蔵)の特徴
六地蔵信仰の発祥地として知られる大善寺です。
705年に開山された阿弥陀如来を本尊とする寺院です。
地蔵盆の賑わいを見せる古刹で、地域の名所にもなっています。
よく手入れされたいいお寺でした。地蔵参りで夜9時過ぎに参拝しましたが弔問客少なかったです。六地蔵駅から降りて歩きましたが、名前の由来のお寺とのこと、近隣は大きなマンションが建ち並び夜間涼しく風もあり良いところでした。
通称が「六地蔵尊」で、六地蔵の地名になったお寺。京都六地蔵の一つ。JR奈良線の六地蔵駅から徒歩で10分程度の場所にあります。
普通に良く整えられている、きれいなお寺さんです。お地蔵さんが6体並んでいるのが、ちょっとかわいいです。
六地蔵駅(地下鉄)から徒歩7分、六地蔵巡りの発祥の地でも有る。創建が慶雲2年(705)定恵によって開山、本尊に阿弥陀如来を祀る今は天台宗の寺院です。地蔵堂に祀られるのが小野篁(おののたかむら)48才の時、病気になり地獄に落ちたという。苦しむ人を見て、私もこういう世界に落ちたと思いきや、僧侶に出会う。僧侶は「汝、娑婆世界(しゃば\u003d人間の住む所)に帰らば一切の人に地獄の苦痛を知らしめて我に帰依せよ」と…生き返った小野篁は1本の桜の木から地蔵菩薩像を刻み、この大善寺に納めたのだ。それが六体、六地蔵の名前の由来になっているという😉毎年8/22~23、六地蔵巡りという名物の催しがある。地蔵像を彫ったその後、1157年に後白河天皇の命を受けて平清盛が6ヶ所に別けて安置させる。理由は京都の守護の際の街道の入口に移したのだ。それが西国街道の浄禅寺、丹波街道の地蔵寺、周山街道は源光寺、鞍馬街道には上善寺、東海道は徳林院、そして奈良街道の大善寺。清盛の時代にね、へぇ~と感心したわ✌️
小野篁が一木から刻んだという六体の地蔵尊は、当初ここにお祀りされていました、今は小さな六地蔵が二組あります、白塗りの地蔵菩薩様が、凛々しく見えました。
山城国・六体地蔵尊根本道場・ありがや此の娑婆世界の罪穢れ,過ち愚かな新仏,歳派も逝かぬ嬰児を賽の河原で、迷い給いし精霊を極楽往生致す擁導き溜ま有度在りがたや。
車で入れる東門は木造でしたが数年前に老朽化のため現在の石門へと建て替えられ門の屋根がなくなりました。一方、南側の山門のほうは木造のまま古き良き風情を残しています。ちなみに山門の入り口にある古い案内板は由緒書きではなく掲示板なのでもともと文字は書かれていません。行事などがあるときだけ案内の紙が張られます。古びた木目のせいか紙が貼ってないときに「文字が消えている」とよく勘違いされるようです。駐車場は普段は東側の門から車で入って境内の空いているスペースに数台(3~4台)止められます(無料)。また8月の地蔵盆など大きな行事のあるときは南側の桃山東文化ホールの駐車場が臨時駐車場になりますがそれでもせいぜい10台程度しか止められないので、近隣のコインパーキングか、少し離れますが北東方向にあるショッピングモールmomoテラス(4時間まで無料)か、イズミヤ六地蔵店(1時間無料、1000円以上購入で2時間無料)の駐車場を、買い物がてら利用可能です。
関西では夏の終わりの風習に「地蔵盆」という子供主体の行事があります。最近は少子化で賑やかさが無くなった所も多く、ここ京都でも各町内会の最大の年次行事ともいえる「夏の地蔵盆」のテントの下には年配者ばかりが目立つようになりました。古来より京の都に通ずる街道の出入り口付近に地蔵さまが配され、その中でも「六地蔵」と呼ばれる個所がそのいわれの通り6ヶ所あります。8月23日の縁日には「六地蔵めぐり」の巡礼が今も盛んに行われます。御詠歌の声明に地蔵尊信仰の御参りが続き、変わらぬ街の風情に心がほっこりします。なぜか関西以外の方には不思議に思われます。尚、中国宋の時代、地蔵菩薩と閻魔大王は表裏一体とされた記述が有るそうです。
京の盆行事の一つで、地蔵巡りは8月の22日、23日のみ開かれる行事でここ大善寺(伏見地蔵)、浄善寺(鳥羽地蔵)、地蔵寺(桂地蔵)、源光寺(常盤地蔵)、上善寺(鞍馬口地蔵)、徳林庵(山科地蔵)の6ヶ所ある。なお何処から廻ってもよいとされる。六地蔵とは地獄、餓鬼、畜生、修羅人間、天上の六道に迷い苦しむそれぞれの衆生を救済するための仏様であるという。1130年前、小野篁(おののたかむら)が考えた霊像とのこと。京の800年来続く伝統行事とされている。篁が48歳の時、大病にかかり瀕死の状態におちり、夢遊の中で地獄世界にゆき、恐ろしい地獄の猛火の中に一人の尊い(修行僧)u003d比丘(びく)が慈悲の手を差し伸べて衆生を助けていた。釈迦如来が滅した後、代わりに末世の衆生を救っていたのである!これに篁はいたく感激して、木幡山の桜の大木を切って六体の地蔵様を作った。これをまた、後白河上皇は疫病退散や旅人の路上安全を願い、京の街道の入口の六ヶ所に一体づつ分けて御尊像を分けて置いたとされる。
名前 |
法雲山 大善寺(六地蔵) |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-611-4966 |
住所 |
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評価 |
3.8 |
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大善寺は浄土宗のお寺です山号、院号は法雲山浄妙院、本尊は阿弥陀如来慶雲2年(705)藤原鎌足の子、定慧によって創建され、六地蔵の名でも知られています平安時代前期に天台宗に改宗したが、永禄年間(1558年~1570年)現在の浄土宗に再び改められたなお大善寺は「六地蔵めぐりの根本道場」であり、六地蔵信仰の発祥地として、付近の地名由来になっています境内では地蔵菩薩立像(京六地蔵)などお地蔵さんと出会うことができました。