明治天皇の足跡を辿る茶室。
諏訪の茶屋の特徴
明治天皇発案の歴史的建物で、戦利品収蔵の役割があった。
江戸時代の数奇屋風書院茶室様式を受け継ぐ茶室が魅力。
諏訪社の伝説に由来する名前が印象的である。
江戸時代には現在の吹上御苑(御所)近くにあった茶室で数奇屋風の書院茶室様式となっています。明治45年に再建されたもので、明治期の茶室風の建物として優雅な外観を持っているため、皇居東御苑の整備に当りここに移されました。
もともとは、明治天皇の御指示を受けて、皇居の西側にある吹上御苑に明治45(1912)年に建たてられたもので、その場所に、昔は諏訪の神を祀る諏訪社があったと言いわれており、諏訪の茶屋の名前も、そのことに由来する。明治時代の数寄屋建築として優雅な外観をもっているため、皇居東御苑の整備に当あたり、現在の場所に移され現在に至る。
名前 |
諏訪の茶屋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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この建物は元々、北清事変終結後に明治天皇発案で日本将兵の勲労を伝えること、事変での戦利品収蔵と戦没した将兵らの肖像と名簿を保管するために造営された御府の一つ、懐遠府だったものです。戦後になりこちらへ移築され、一般公開されています、戦前期に建築された木造建築ですが当時の職人らの丁寧な仕事ぶりを目にすることができます。