加茂の地名由来を探る旅。
春日若宮社の特徴
加茂の地名のルーツが感じられる神社です。
1713年の洪水後に人心一新を図った場所です。
境内の由来が語る歴史的な背景が魅力です。
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名前 |
春日若宮社 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0774-76-7350 |
住所 |
|
評価 |
4.8 |
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この一帯の地名である「加茂」のルーツになった神社で、境内の由来によると、1713年の洪水があった後に、人心一新のため「賀茂」と呼ばれていたこの場所を「加茂」に改めたそうです。(1713年に加茂は誕生したのか…)ただ、少し気になるのは、私自身、この地域で色々な昔の石碑を見てきましたけど刻まれているのは「か茂」「かも」「加茂」の三種類はあっても、「賀茂」は見かけなかったということ。おそらく「賀」の字は画数が多くて庶民には書きにくかったから…、というのも案外「加茂」誕生の理由だったかもしれませんね。さて、春日若宮社の境内には「加茂大明神」と刻まれた石が一角に残っています。大明神というからには昔の加茂の中心的な神社だったのでしょう。実際、同じ木津川市の薬師寺の近くにある道標の指し示す「かも大明神」の方向も、こちらの春日若宮社の方向を指し示していますね。なお、加茂駅の北の中森という場所にある神社はこちらの神社の分社にあたります。元々、中森はここの春日若宮社があった場所でしたが、洪水で水没してしまったため、御神体をこの場所に移したという経緯があります。そのため、ここの本殿の工事の時には神さんが元いた中森に里帰りしているそうですよ。