鎌倉時代の石仏と無人野菜。
藪中三尊磨崖仏の特徴
阿弥陀如来、十一面観音、地蔵菩薩が並ぶ三体の仏様が圧巻です。
当尾の石仏の中で最古とされる弘長二年作の美しい石仏群です。
野菜の無人販売近くの、ひっそりとした藪の奥に佇む神秘的な場所です。
近くで無人の野菜が売ってます。
やぶの中三尊磨崖仏は鎌倉時代中期の弘長二年(1262)に造立されたものです。当尾の石仏群で首切地蔵と共に最古の年号が記されています。首切地蔵と同じ石工により製作されたと考えられています。左は花崗岩製の阿弥陀如来坐像で像高111cmです。中央は花崗岩製の地蔵菩薩立像像高で像高153cmです。右は花崗岩製の十一面観音立像で像高113cmです。「東小田原西谷浄土院」、下に三行「弘長二年(1262)壬戌四月廿四日刻彫畢大工橘安縄小工平貞末」「願主沙弥浄法比丘尼善阿弥陀仏千手女僧戒万」「与力衆僧戒力僧増願久縁清太郎僧良増」と記されています。願主浄法ら僧・俗九名により、鎌倉中期の弘長二年に造立。石大工「橘安縄」と弟子の「平貞末」。
阿弥陀如来が左の石に、十一面観音と地蔵菩薩が右の石に彫られている。阿弥陀如来の位置が変則ながら、別のものとして彫られたのだろう。
岩が割れたようで二枚の石に三体がおられました。
道路脇の藪に足を踏み込むと、奧に「二体」の仏の姿が目に入ります。残り「一体」は…というと近寄って左手の石をみると見つかります。そういう意外性と遊び心のある磨崖仏です。名前のとおり、苔むして仏の上は藪の草木が覆っており、自然との一体化を受け入れた姿がこの石仏の魅力ですね。しかしなぜ、わざわざ2つの石に分けて彫刻したのでしょう?疑問に思ったら後ろに下がって視界を広げてみましょう。2つの石ではなく、1つの石が割れて2つになっているように見えませんか?これは、1つの丸石が割れて中から三体の仏さんが出てきたというストーリー。そう思うと、また当尾の旅がたのしくなる。わたしの好きな当尾の石仏です。
当尾の石仏の道の途上にある。車道沿いにあるので訪れやすい。
十一面観音菩薩立像阿弥陀如来坐像当尾の石仏の中で最古のもの(弘長二年1262年)向かって左の錫杖を持つ石仏は地蔵菩薩に見えます。向かって右の石仏も錫杖を持っているので地蔵菩薩に見えますが、頭が十一面かな。
ここら辺にある石仏群の中では最古のものらしい。歴史を感じる!!
三体の仏様が仲良く並んでおられました。
| 名前 |
藪中三尊磨崖仏 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| HP |
https://www.city.kizugawa.lg.jp/index.cfm/8,28731,36,420,html |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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サイクリングの途中で立ち寄る。藪の中というが道路のすぐそばにある。近くに野菜販売している所あり。