玉川上水の水量を支える。
東京都水道局拝島原水給水口の特徴
玉川上水は現役の生活用水路で、水量を補う役割を担っています。
約2㎞南に位置する拝島原水補給ポンプ所から送水しています。
地下導水管は水道道と呼ばれる道路を通っています。
昭和用水から取水した水が玉川上水に合流する地点。草木が生い茂り、外から合流口は見えにくい。
この給水口は玉川上水の水量を補うもので、約2㎞南にある「東京都水道局拝島原水補給ポンプ所」(拝島町五丁目)から地下導水管(上部は通称「水道道」と呼ばれる道路)で送られています。水は昭和用水から取り入れたものです。原水補給施設が開設されたのは昭和16年(1941)で、昭和用水を利用していた農家が猛反発して騒動となりました。こうした経緯からか、玉川上水へ給水されるのは非灌漑期(秋~冬)だけです。給水時は滝のような音が上の道路に居ても聞こえてきます。余談ですがこの水道道、地下に水道管を通しその上に直線状の道路を通すのは各地に見られます。
名前 |
東京都水道局拝島原水給水口 |
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ジャンル |
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住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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HP |
https://trc-adeac.trc.co.jp/Html/Usr/1320715100/space/spaceF/F5.html |
評価 |
4.2 |
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玉川上水は今でも現役の生活用水路です。この設備が、それを象徴、証明しているように思う。