江戸時代からの息吹、但馬家の情景。
旧但馬家住宅(佐倉武家屋敷)の特徴
旧但馬家住宅は、江戸時代からの位置に残る貴重な武家屋敷です。
周辺の旧河原家住宅と比べ、独特の黄色がかった壁が目を引きます。
佐倉市にある武家屋敷群の中で、家格2番目の重要な一軒です。
但馬家は3棟の中で唯一当時のままの位置にある武家屋敷です。河原家住宅よりも少し質素感はありますが、まだまだ広いです!台所など見るとその違いがよくわかるような気がします!玄関からの広さも違いがよくわかる部分です。
料金所のある旧河原家住宅からは、くらやみ坂を挟んでとなりになります。この住宅は中級武士の屋敷だそうで、壁は土壁で畳は縁のあるものが敷かれていました。広くてなかなか立派な建物です。玄関から座敷に上がって甲冑 等の展示を間近で見ることができました。こちらは佐倉市の有形文化財に指定されています。
旧河原家住宅のしっくいが白に対しここは黄色がかった壁。住んでいた武士の等級によるものと聞いた。
文政4年(1821年)〜天保8年(1837年)頃に建てられた旧但馬家住宅。但馬家の俸禄は150石(1石=30万円として年収45000000円)但し、元々は誠心流槍術師範の井口家(井口郡内=俸禄100石)の屋敷で但馬家は井口家の2代後に入ったと見られる。アクセスJR総武快速線、成田線、佐倉駅から徒歩15分京成本線、京成佐倉駅から徒歩19分。
佐倉に3軒並んでいる武家屋敷群のうちの1軒です。向かって真ん中に位置します。入場料は右隣の河原家で払いましょう。ただし、入口には警備員が立っているわけでもなく、ボランティアのオバチャンが常時たむろしているわけでもないので、その気になればいつでも入り放題…もがもが。こちらは靴を脱いで、実際に室内を見て回ることができます。水戸にある好文亭の様な壮大さはありませんが、立派な武家屋敷です。鎧兜(当世具足)が並んでいます。ガラス張りにはなっていないので、間近で観察できます。河原家ほど家財用具一式やら農耕具やらを揃えているわけではないので、見ていて若干物足りないと感じるかもしれません。隣りにある武居家と、生け垣で繋がっています。3軒で1セットですので、ぜひ全部回ってみて下さいね。
隣の2軒は移築らしいのですが、この家は、移築ではなく、どうやら江戸時代からこの場所にあったとのことです。
名前 |
旧但馬家住宅(佐倉武家屋敷) |
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ジャンル |
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電話番号 |
043-486-2947 |
住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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HP |
https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/bunkaka/bunkazai/sisetsu/buke/3032.html |
評価 |
4.3 |
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武家屋敷の中で2番目に家格の高い家だそうです。