古刹弘仁寺で静かな時を。
弘仁寺の特徴
弘仁寺は古刹として知られ、空海創建時代の歴史を感じられます。
山の辺の道の途中に位置し、ヒッソリとした静かな佇まいが魅力です。
重要文化財の四天王が本堂内にあり、御住職の説明も受けられます。
天理から山の辺の道をオッサン四人で、やっとこさ到着。年寄りにはキツいです。でも、良い所でした。
古刹中の古刹だ! お庫裏様に秘仏であられるご本尊の虚空蔵菩薩様を拝観させて頂けた。平安時代作!だそうです! 保存状態が大変素晴らしい! 四天王も平安時代と鎌倉時代作ということで、こちらも誠に貴重な仏像を見せて頂けた。ご本尊様や他のご仏像も、秘仏ということで写真は撮りませんでした。二層屋根の本堂の造りも素晴らしい。
令和3年10月に拝観しました。初めてです。JR帯解駅から徒歩で往復しました。あ~ぁ、帰りは足が痛くなってきた。やはり年齢には勝てないのか?運良くお寺の方がおられ本堂の中を拝観し御朱印も書いていただきました。本堂の中で説明していただきましたが、少し早口で(失礼)本堂に安置されている四天王像は重要文化財に指定されているそうです。ただ、お堂の中、灯を付けていただきましたが少し薄暗かったです。
山の辺の道(北コース)に組み込まれたようなお寺です。お寺の中に「←天理」の表示があります。トイレは4室ありました。わかりにくいかもしれません。本堂は重層な佇まいです。和算の問題を解いて絵馬にして奉納するそうです。とても興味深いお寺です。日経サイエンスの記事が本堂に掲示されていました。
石上神宮から山辺の道北ルートを辿ってくると、このお寺の手前で分岐点があり、左手へ折れるように案内があります。50mほど進むと右手に曲がるように案内が。この道が、多分表参道。だけど、この道がびっくりするくらい薄暗く、枯葉が一面、急な細い道。それを登りきると本堂が見えてきます。境内の入口に、入山料(200円)を入れる箱が置いてあります。境内を抜けて円照寺へ向かう階段も薄暗く、細く、急で、このお寺へ参拝するには大変な苦労が必要に思えました。
いつもは歩いて行きますが、今日は車で門前まで行ってみました。狭い道で舗装もあまり行き届いていませんが、何とかたどり着けました。やはり県道の大駐車場に停めて歩いたほうが良かったかな、と思いました。このお寺は季節の花がきれいで、境内がよく手入れされています。行事でもない限り他の参拝者に出会うことはありませんので、リラックスするには良いスポットです。時おり、天理大学のグランドから元気の良い声が聞こえてくることもありますが、今日は静かでした。本堂の左から山の上に登る階段がありますが、入山禁止とあります。とても整備されているので気になりました。きっと山の上にいいものがあるのでしょう。また、境内の奥に風情のある階段があり、少し下ってみましたが、多分こちらが本来の参道なんだと思いました。紅葉の頃にまた訪れてみたいです。
ヒッソリと静な佇まい。
静かな時間が流れる場所です。
「山の辺の道(北)/万葉の道」巻十二の二の八 奈良市虚空蔵町弘仁寺(こうにんじ)弘仁寺はその名の通り、弘仁年間に創建されたもので空海が高野山に金剛峯寺を建立された年代の古い歴史の山寺です。大切なのは二つ。1) お一人200円のコインはお持ちください。無人有料入山です。2) 車でお越しの方も多いと思いますが、階段下の奥の院にもお立ち寄りください。苔生した庵で良い感じの佇まいです。「柳茶屋」バス停からこちら、途中『万葉歌詠標』がありました。【万葉歌詠標】(守る会 歌詠標No.11)一本の なでしこ植ゑし その心誰に見せむと 思ひ染めけむ万葉集 巻十八-4070 大伴 家持一本のなでしこを植えたのは、誰に見せようと思って植えたのだろう。この歌の、歌碑(石造物)版をご所望の方は、〇 静岡県熱海市梅園町 熱海梅園 中山晋平記念館前広場〇 富山県小矢部市 俱利伽羅峠下 万葉公園ほかで見ることができます。
名前 |
弘仁寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0742-62-9303 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.9 |
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本堂内の拝観をさせていただいた際に御住職自ら説明があり、最後に真言まで唱えてくださいました秘仏の御本尊とは別に、奈良国立博物館に寄託中の重要文化財「明星天子」、そして本堂内の重要文化財「四天王」。意外と言っては失礼ですが侮れない、このお寺。